住宅ローンの申し込みをする際は、申込書を紙で記入し、印鑑を捺印するイメージがあるかもしれません。
近年では住宅ローンの申込や団体信用生命保険(団信)の告知書の記入が電子化されている金融機関も増えてきました。
住宅ローン申込が電子化することのメリットやデメリットについて、いくつかご紹介いたします!
- メリット -
メリットの1つめは、記入漏れや押印漏れ不備を防ぐことができることです。
印鑑の押印漏れや必要事項の記入漏れがあると、再度書類を準備することになってしまったり…ということが起きる可能性があります。
電子の申込であれば、順序に沿ってスマホやパソコンから入力手続きや書類のアップロードを行うため、そういった事態を防ぐことができます。
一方で、誤った情報入力をしてしまうとそのデータは金融機関に送られてしまい、金融機関へ訂正の連絡が必要になりますので、入力内容を必ず確認しましょう。
アップロードする書類は、本人確認資料や公的証明書(住民票や収入資料)です。
※決算書や確定申告書等、枚数が多い場合はアップロード不可のこともあります。
自宅などで自身のタイミングで手続きできるのは嬉しいですね。
- デメリット -
デメリットは、普段あまりスマホやパソコンを利用しない方は操作が難しいと感じるかもしれません。
例えば、高齢の方が物上保証人※1として住宅ローンの申込手続きをに関わる際は、手続きが難しいという意見も聞きます。
※1 ローンを借入する人以外が金融機関に抵当権設定される土地・建物を所有していた場合にその不動産を保証した人のこと 例)祖父が所有の土地に建物を建築する際は祖父が物上保証人となります。
そういった場合にはこれまで通り申込書を記入する手続きもございますので、ご相談ください。
- 住宅ローンの流れ -
住宅ローンの流れは、
①事前審査(仮審査)
↓
②正式審査(本審査)
↓
③金銭消費貸借契約(金消契約)
↓
④ご融資の実行
となっておりますが、近年では、金銭消費貸借契約(金消契約)を電子で行うことができる金融機関が増えてきました。
金消契約を電子で行う最大のメリットは契約書に添付する印紙が不要となります。
契約書に添付する印紙の金額は借入金額によっても異なりますが、「1,000万円超5,000万円以下」の借入金額だと、2万円の印紙が必要になります。
「5,000万円超」の借入の場合は6万円に上がります・・。
金消契約を電子で行う場合に印紙代を抑えることができるのは、とても嬉しいですね。
電子契約においての過去記事はこちらをご覧ください ⇒⇒電子上での住宅ローン契約について
団体信用生命保険(団信)は、住宅ローンを利用する際に基本的に加入していただく保険です。
住宅ローンを返済中に万が一亡くなってしまう場合や所定の高度障害に該当した場合にローンの残高を保障する保険です。
団信に加入するためには、保険会社所定の告知書を提出する必要があります。告知事項にあてはまると、保険会社は加入の可否を審査します。
近年では、その団信の申込もネットから行うことができる金融機関が増えてきました。
団信申込のタイミングは、
- 団信の事前審査から結果までの流れ -
①事前審査(仮審査)
↓
②結果(承認通知書にお客様番号等が記載される)
↓
③正式審査申込時にネットから団信の告知
という流れになるのが一般的です。
金融機関によっては、団信の加入が確定してから住宅ローンの審査が開始する金融機関もあります。
正式審査を申込したらお早めに手続きするのがよいですね。
こちらも申込書と同様に、記入漏れや印鑑の押印漏れを防ぐことができます。
借入金額によっては別途、健康診断書が必要なケースもありますので、申込された各金融機関の手続きをご確認ください。
団信商品は、金融機関によって商品や保証内容が様々なものがあります。
ポラスの提携銀行である埼玉りそな銀行・りそな銀行の団信商品 「団信革命」については別の記事で紹介しております!
がん団信特約や三大疾病(がん・心筋梗塞・脳卒中)特約に加えて、更に充実した保険内容の団信商品となっております。
ぜひこちらの記事もご覧ください!
- 最後に -
ポラスグループでは多くの金融機関と提携契約を交わして、住宅ローンを取り扱っております。
条件の内容・比較について「具体的にもっと詳しく話を聞きたい!」という方は、是非ポラスのローンコンシェルジュまで、お問い合わせ下さい。