これから住宅ローンを借りる方は、2024年10月に各行の変動金利が0.15%上昇したことで、「どの銀行を選ぶか・・?」「変動金利にするか・・?固定金利にするか・・?」「団体信用生命保険は特約付きの保険にするかどうか・・?」
今まで以上に悩まれると思いますし、今後の金利動向が一層気になることと思います。
多くの方がご利用されている変動金利は、短期プライムレート(短プラ)に連動しているため、政策金利の動向次第でさらなる上昇も予想されます。
住宅ローン金利の上昇で、毎月の住宅ローン返済額上昇を懸念する記事は多く見られますが、住宅ローン金利の上昇は、住宅ローン審査にも大きく影響を及ぼす可能性があります。
それは、「審査金利」の上昇です!!
「審査金利」とは、金融機関が独自に定める、住宅ローン審査用の金利です。
金融機関が住宅ローンの借入上限金額を計算するために用いる金利で、審査金利が3.0%の金融機関であれば、実際に適用される金利が変動金利0.425%だとしても3.0%の審査金利を基に借入上限金額を計算します。
「審査金利」は、金融機関によって決定方法が異なり、10年固定金利を基準として毎月変動する可能性がある金融機関もあれば、基準となる金利は公表せず数年間審査金利が変わらない金融機関もあります。
ポラスグループが提携している金融機関では、「審査金利」を3.0%~4.0%に定めているところが多くなっております。
金利が上昇してくると、金融機関は将来の金利上昇を考慮して、各金融機関が定める審査金利を引き上げる可能性が出てきます。
一般的に審査金利は実際に返済する金利よりも高い金利で設定されることが多くなっておりますので、
仮に、毎月の支払額がご自身の許容範囲に納まっていても、借りたい金額が借りれなければ希望の住宅購入することが出来なくなってしまいます。
審査金利が上昇した場合の、借入上限金額の減少額を表にまとめてみました。
例えば、審査金利が3.0%から0.4%上昇して3.4%になると、年収800万円の方の借入上限額は380万円減少する試算になります。また、年収600万円の方でも借入上限額が5,000万円に届かなくなります。
毎月の返済額は低いに越したことはないですが、借りたい金額が借りれるかどうかも住宅ローン選びのポイントとなります。
ポラスのローンコンシェルジュは、ポラスグループが提携する金融機関の中より、お客様に最適な住宅ローンをご提案いたします。ご自宅のご購入・リフォーム等、住宅に関する相談・質問がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください♪
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