「期間短縮型」
毎月の支払額を変えずに返済期間を短縮するタイプの繰上返済です。
繰上返済したお金は全額元金部分に充てられるので、その元金から発生するはずだった利息を支払う必要がなくなります。
元金を充当した月数分だけ返済期間が短くなります。
「返済額軽減型」
借入期間は変えずに月々もしくはボーナスの一回当たりの返済額を減らす方法です。
繰上返済したお金は返済の最終回まで少額に分割して元金に充てられます。
元金をまとめて減らすのではなく、時間をかけて少しずつ減らすため、期間短縮型に比べて利息の軽減効果は低くなっています。
「期間短縮型」と「返済額軽減型」では、元金が一度に減る期間短縮型のほうが利息軽減効果は高くなります。
3,000万円を35年借入れて、5年後に約100万円返済した場合、以下のようになります。
「期間短縮型」と「返済額軽減型」では、元金が一度に減る期間短縮型のほうが利息軽減効果は高くなります。
3,000万円を35年借入れて、5年後に約100万円返済した場合、以下のようになります。
借入金額3,000万円 金利0.825% 返済期間35年 5年後に約100万円繰上返済した場合
繰上返済をするタイミングは早ければ早いほど利息軽減効果は高くなります。
3,000万円を35年借入れて、5年後、15年後、25年後に約100万円を期間短縮型で返済した場合、以下のようになります。
利息軽減効果を考えると、出来るだけ早いタイミングで期間短縮型の繰上返済を行うことが効果的と言えますが、お子様の成長や住宅に関わる優遇税制等を考えながら、ご自身のライフプランプランに会わせた返済をすることが重要となってきます。