ローン相談

理想の住まいへ!リフォームローンの選び方

住宅ローン全般 ローン商品

公開日

2026.7.31

更新日

2026.7.29

大規模改修をイメージしたイラスト

 

長年住み慣れた家も、ライフスタイルの変化や経年劣化によってリフォームが必要になる時期がやってきます。キッチンや水回りの一新、バリアフリー化、あるいは間取りの大幅な変更など、夢は膨らみますが、同時に気になるのが資金面です。

リフォームにはまとまった資金が必要となることが多く、多くの方がローンの利用を検討されます。しかし、「リフォームローン」と一口に言っても、実は現在の住宅ローン残高の有無によって、選ぶべき最適なローン商品は大きく異なります。

今回は、リフォームローン選びで絶対に押さえておきたい「住宅ローンが残っていないケース」と「住宅ローンが残っているケース」の2つのパターンについて、おすすめのローン商品と手続きの流れをご説明します。

 

ケース①:住宅ローンはすでに完済している(残っていない)場合

長年の住宅ローンを完済し、晴れてマイホームが完全に自分たちのものになった!という方。もし、これから大規模なリフォーム(フルリノベーションなど)を検討されているのであれば、一般的な「リフォームローン」よりも、通常の「住宅ローン」を利用したリフォームをおすすめします。

 

なぜ「住宅ローン」がおすすめなのか?

一般的に、「リフォームローン」は審査が比較的早く、無担保で借り入れできる場合も多いというメリットがあります。しかし、無担保である分、金利が高めに設定されていることが多く、借入限度額も低め(500万〜1,000万円程度)、そして返済期間も短め(10年〜15年程度)に設定されています。

一方、リフォーム資金であっても、対象となる住宅を担保にすることで、通常の「住宅ローン」を利用できる金融機関が多くあります。住宅ローンを利用する最大のメリットは以下の3点です。

圧倒的な低金利: リフォームローンと比較して、金利が大幅に低く抑えられます。

ゆとりのある借入期間(最長40年も!): 一般的なリフォームローンが最長15年程度であるのに対し、住宅ローンなら最長35年、近年では最長40年といった超長期の借り入れが可能な金融機関もあります。期間を長くすることで、月々の返済負担を劇的に減らすことができます。

十分な借入限度額: 大規模なリノベーションにも対応できる、十分な金額(数千万円単位)の借り入れが可能です。

もちろん、抵当権の設定登記費用などの諸費用はかかりますが、借入金額が大きくなるほど、金利差や長期返済による月々の負担軽減効果が諸費用を大きく上回るケースがほとんどです。

 

住宅ローンを利用したリフォームの手続き

事前審査: リフォームの概算見積もりを用意し、金融機関へ事前審査を申し込みます。現在の収入や健康状態(団体信用生命保険への加入が必要なため)、対象物件の担保評価などが審査されます。

本審査: リフォームの正式な見積書や請負契約書など、必要書類を揃えて本審査に臨みます。

契約、抵当権設定: 本審査通過後、金銭消費貸借契約を結びます。また、金融機関が対象物件に抵当権を設定するための手続きを司法書士に依頼します。

融資実行(お振込み): リフォーム会社への支払い期日に合わせてお客様の口座に融資が実行され、リフォーム会社へ振り込みを行います。

 

ケース②:現在も住宅ローンを返済中(残っている)場合

「まだ住宅ローンの支払いが残っているけれど、どうしても水回りをリフォームしたい」「子供が成長したので間取りを変えたい」というケースも非常に多いです。

この場合、現在の住宅ローンとは別に、新たに無担保の「リフォームローン」を組むという選択肢もありますが、毎月の返済が「住宅ローン」+「リフォームローン」の二重ローン状態となり、家計への負担が大きく跳ね上がってしまいます。

そこでおすすめしたいのが、「リフォーム資金セット型の住宅ローン(借り換え)」です。

 

「リフォーム資金セット型」で二重ローンを回避!

これは、「現在返済中の住宅ローンの残高」と「今回のリフォーム資金」を合算して、新たに1つの住宅ローンとして組み直す(借り換える)という方法です。

この方法の主なメリットは、ローンを一つにまとめることによる管理のしやすさと、低水準の金利が適用される点にあります。

返済の一本化で管理がシンプルに: 別途リフォームローンを組むと、月々の引き落としが2つになり管理が煩雑になりますが、ローンが1つにまとまることで、二重ローンによる過度な返済負担を防ぎ、返済計画の管理もシンプルになります。

住宅ローン金利の適用: リフォーム資金部分にも、一般的なリフォームローンではなく、低水準の住宅ローン金利が適用されるため、総支払額を抑えられる可能性があります。

 

【注意点】借入期間について: 借り換えを行う場合、新しいローンの借入期間は、原則として既存の住宅ローンの残りの期間(残存期間)となります。そのため、借入期間を新たに延長して月々の返済額を大幅に下げる、といったことは難しい点には注意が必要です。

 

セット型住宅ローン(借り換え)の手続き

ローン残高の確認: 現在借り入れている金融機関の住宅ローン残高と、完済に必要な手順・手数料を確認します。

事前審査: リフォーム見積もりと現在のローン残高証明書などを用意し、新たな金融機関へ「借り換え+リフォーム資金」として事前審査を申し込みます。

本審査: 正式な見積書や現在のローンの返済予定表などを提出し、本審査を受けます。

現在のローンの完済と新たなローンの契約: 新たな金融機関で契約手続きを行うとともに、現在の借り入れ先へ一括返済の手続きを行います。

融資実行と支払い: 新たな金融機関から融資が実行され、現在のローン残高が一括返済されるとともに、リフォーム資金が支払われます。(通常、同日に行われます)抵当権の抹消と新たな設定登記も同時に行われます。

 

借り換え+リフォームローンをイメージしたイラスト

 

まとめ:リフォーム成功の鍵はローン選びから

リフォームを検討する際、どうしても間取りや設備選びに意識が向きがちですが、資金計画はそれ以上に重要です。

住宅ローンの完済状況に応じて、今回ご紹介した「住宅ローンの活用」や「セット型ローンでの借り換え」を賢く利用することで、ご自身に最適な借入方法を選択することができます。

まずはご自身の現在の住宅ローン状況を確認し、複数の金融機関の窓口やウェブサイトで相談・シミュレーションしてみることをおすすめします。充実したリフォーム計画は、ゆとりある資金計画から始まります。

 

ポラスのローンコンシェルジュは、ポラスグループが提携する金融機関の中より、お客様に最適な住宅ローンをご提案いたします。ご自宅のご購入・リフォーム等、住宅に関する相談・質問がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください♪

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