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住宅ローンの借入期間35年超増加

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公開日

2025.3.21

更新日

2025.3.19

近年、住宅ローンの借入期間が長期化する傾向が顕著です。かつては35年が最長というのが一般的でしたが、今や40年、50年といった超長期住宅ローンを選択する人が増えています。

 

住宅ローン長期化の背景には、

・住宅価格の高騰

・歴史的な低金利の継続

・定年年齢の引き上げといったライフスタイルの変化

・住宅ローン控除の継続とペアローンの増加

などがあります。

 

ポラスグループの提携ローンにおける35年超の申込件数も大きく増加しております。2022年度の件数は83件でしたが、2024年度は2月度の時点で643件となっており、増加率は約770%となっております。多くの方が利用されている変動金利が上昇傾向にありますので、今後も住宅ローンの借入年数が長期化する傾向は継続すると思われます。

 

 

住宅ローン長期化のメリットは、

・毎月返済額の軽減:借入期間を延ばすことで毎月の返済額を抑え、家計の負担を軽減できること。

・住宅ローン減税のメリット: 借入期間を延ばすことで住宅ローン残高の減りを遅くし、住宅ローン減税の還付金額が増えるケースがある。

・借入上限金額の増加: 借入期間35年では返済比率(年収に対する年間返済額の割合)が金融機関の審査基準に納まらない場合でも、借入期間を40年、50年と伸ばすことで借入上限金額が伸び、より高額な物件の購入が可能になること。

※注意

・借入期間が35年を超える場合、金融機関によっては金利が上乗せになることがあります。総返済額に大きく影響するため、事前に確認が必要です。

・返済比率(年収に対する年間返済額の割合)の算出において、借入期間が35年超であっても、35年で計算する金融機関があります。審査に影響するため、注意が必要です。

 

しかし、デメリットや注意点も存在します。

・総返済額の増加

・定年後の返済負担

・金利上昇リスク

これらの点を十分に理解し、慎重な資金計画を立てることが不可欠です。

 

住宅ローン選択のために、以下の点を心がけましょう。

・自身の収入、支出、将来のライフプランを考慮した返済計画

・団体信用生命保険の保障内容の比較検討

・老後資金や教育資金も考慮した総合的な資金計画

 

 

ポラスのローンコンシェルジュは、ポラスグループが提携する金融機関の中より、お客様に最適な住宅ローンをご提案いたします。ご自宅のご購入・リフォーム等、住宅に関する相談・質問がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください♪

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