現在、住宅ローンを利用する方の銀行を選ぶ基準は、金利が低いというだけでなく、 団体信用生命保険(以下、団信)の条件内容も重要視されています。 こちらのHPでも、団信に関するお問い合わせが増えてきております。
そこで今回は、ポラスの提携銀行である埼玉りそな銀行・りそな銀行の団信商品 「団信革命」についてご紹介します。
この保険は、
・死亡
・所定の高度障害
・三大疾病(*1)による所定の状態
・病気、ケガによる16の特定状態
・所定の要介護状態 …(*2)
に該当した場合、保険金が支払われることにより、住宅ローン残高がゼロ円になる というものです。
死亡または高度障害のときに保障してくれるものが一般的な団信ですが、この団信革命は、 それに三大疾病、さらにプラスαの幅広い保障となっています。
住宅ローンの支払いが大変なのは、死亡や高度障害だけではありません。 病気や事故で働けなくなり収入が減少することもそうですし、働けたとしても、病気を抱え、 治療を続ける場合も大きな負担となります。
団信革命は、働けたとしても、病気やケガによる16の特定状態と判断される場合には、 住宅ローンがゼロになります。 このように幅広く手厚い保障が、優遇後の金利に0.3%上乗せで得られます。
3000万円を35年払い、変動金利で一般団信で金利0.775%で借りた場合の月々の支払額は81,576円。 同じ条件で団信革命に加入すると1.075%の金利で、月々の支払額は85,738円。 その差は4,162円。
団信革命に加入することで住宅ローンの支払額が高くなったとしても、今まで加入していた 生命保険等を見直すことで、トータルの保険の支払い額は抑えることができる場合もあります。
あがってしまう金額が保障内容に見合う金額と考えるかどうかはそれぞれだと思いますが、 住宅ローンの返済をするにあたり、死亡や病気、けが、収入減に対するるリスクをどう 回避するかは、必ず考えておきたいところです。
次回以降も、金融機関ごとの団信の特徴などを度々とりあげていきます。 詳しく知りたい方、ご質問等ございましたら、お気軽にローンコンシェルジュまで お問い合わせください。
*1 三大疾病:「がん」「心筋梗塞」「脳卒中」のことをいいます。
*2 「所定の~」「特定状態」の詳細につきましては、ローンコンシェルジュにお問い合わせください。