住宅ローンの借入額を検討する際、毎月の返済可能額から検討する方もいらっしゃると思います。
今住んでいる賃貸住宅の家賃が○○円だから、同額の返済額になるような金額まで借りられるだろう…と算段されるケースも多いのではないでしょうか。
その時考慮していただきたいのが、住宅に住み始めてから毎年かかる「固定資産税」などの税金のほか、住み続けることでかかってくる「メンテナンス費用」です。
メンテナンス費用は大きく、「屋根」「外壁」「バルコニー」「シロアリ防除」などの、構造躯体にかかわる修繕費と、
「ユニットバス」「トイレ」「システムキッチン」「給湯器」などの、住宅設備費にわけられます。
住宅のメンテナンスを考える一つの目安として「築10年」があります。
ポラスグループの分譲住宅や注文住宅をご購入いただいた場合、「住宅品質保証株式会社」が、アフターメンテナンスを賜り、定期点検と有料メンテナンス工事をご提案していますので、費用の一例としてご紹介します。
なお、ポラスグループが有料メンテナンス工事としてご提案しているのは、構造躯体の修繕にかかわる部分です。
内 容 |
参考価格 |
メンテナンス箇所 |
10年目有償点検 |
5,000円(税込) |
専門機材を使用し、約60項目にわたるチェックシートを用いて外部、内部、床下の状態を診断します |
10年目 有料メンテナンス工事費用 (保証延長工事) |
60万~90万円 程度 |
「屋根」「外壁」「バルコニー」 「シロアリ防除」など |
推奨メンテナンス費用 |
50万~150万円 程度 |
「外壁塗装」「屋根塗装」「排水管高圧洗浄」「給水給湯管洗浄」など |
※参考価格は2023年11月時点のものです。
有料・推奨メンテナンス費用は、規模・状態・所在などによって異なりますことを予めご了承ください。
上表からわかるように、構造躯体の修繕で 60万円~250万円、さらに耐用年数が10年程度といわれる給湯器や家電を更新する可能性を考えると、メンテナンス費用として、合計150~300万円程度を、購入から10年間で用意できていると安心ではないでしょうか。
築年数が長くなれば長くなるほど、メンテナンスにかかる費用も増えていきます。
さらに、リフォームを検討することもあるかもしれません。
長く安心して住まわれるためにも、マンションの修繕積立金のようなイメージで、毎月メンテナンス費を一定額積み立てることを念頭に、借入額を決定されることをお勧めします。
じゃあ具体的にどのくらいまで借りていいものなの?というご相談は、こちらまで。