Interviews

的確な判断と適切な管理で、
より良い家づくりを
現場で指揮する。

的確な判断と
適切な管理で、
より良い家づくりを
現場で指揮する。

  • 木造建築事業部 常磐事業支店 建設課
  • 橘高 雄大Yudai Kittaka
  • 2018年入社/工学部建築学科卒

Profile

大学で学んでいたのは、RC(鉄筋コンクリート)造の構造。そのため、就職活動当初はRC造を得意とするゼネコンへの就職を希望していたが、広く建設業界を見ていく中で、ポラスグループの「一貫施工体制」の言葉に出会い、その家づくりに対する姿勢に共感。さらに、説明会で温かく迎え入れてくれた社員の人柄の良さに惹かれ、入社を決意した。入社後、現在に至るまで施工管理を担当している。

建築の醍醐味は、現場にこそある。
初めての現場、
14棟の円滑な施工管理を実践。

建築のやりがいや醍醐味は、実際にものがつくられていく現場にある――。そう考える私が入社前から志望していたのは、現場監督の仕事です。そのため、施工管理への配属は希望通りとなりました。入社から1年半は、OJTとして若手の現場監督について、施工管理の仕事を一から学びました。その後は、独り立ちをする準備期間として、ベテランの現場監督の下でコスト管理など監督に近い業務を経験。2020年4月から、一人で施工管理を担っています。私が所属する課の担当は大型分譲住宅で、私は14棟の施工管理を担当しました。主に担っているのは、円滑なスケジューリングを実現するための工程管理や、質の高い施工実施のための品質管理、そして最も重要な安全管理など、責任者として現場のすべての管理を一手に担う業務です。初めて一人で現場を担当しましたが、ほぼ問題なく完工を迎えることができました。

実務の中で
多くの学びを得ながら、
新たなことを知る面白さを実感。

とはいえ、初めての現場で大きな問題はなかったものの、多くの学びや気付きがありました。たとえば、発注した材料が予定通り搬入されなかったときのこと。搬入の遅延は工程の遅延につながるため、急いで遅延の原因を調べました。すると、材料の依頼が先方に伝わっていなかったことが判明。もちろんシステム上で発注はしていましたが、発注して終わりではなくこまめに確認したり、コミュ二ケーションをとったりすることが大切であるということを実感しました。また、建物完工後、一部の住設部品に不具合が発生してしまったことがありました。しかし、その際は不具合にどう対処すればいいか、経験値の低さ、知識不足から迅速な対応ができなかったことを今でも覚えています。それらの経験から、家に関わることは貪欲に吸収し、自分の知識として蓄積していかねばならないと思いましたね。私が担当した14棟は分譲住宅ではありますが、間取りや設計は一邸ごとに異なります。建物自体も施工管理という仕事も、私にとってすべて新しいものであり、知らなかった世界を知る楽しさ、面白さを感じています。

「楽をする」ために大切なのは、
事前準備。
“何でも知っている”
現場監督に成長したい。

現在担当しているのは、40棟分譲の内20棟の施工管理です。ものづくりにダイレクトに関われること、そして自分の頑張りがより良い家づくりに反映されるところにやりがいを感じています。私が仕事をする上で心掛けているのは、誤解を怖れずに言えば「楽をすること」です。「楽をすること」とは、現場に余裕をもたらし、施工を円滑に進めていくことだと考えます。そのために重要なのが事前準備です。たとえば、現場への物資の搬入一つとっても、工程を想定し、事前にスケジューリングしておく必要があります。そのように、事前準備が完璧であればあるほど施工段階に余裕が生まれ、その余裕が現場を円滑に回し、最終的には不具合やトラブルの防止につながる。つまり、入念な事前準備こそが、より良い家づくりのための鍵となっているのです。そうして今後目指すのは、“何でも知っている”現場監督。一つ一つの経験を積み重ねながら、社内外から頼られる存在へと成長していきたいと考えています。

1日のスケジュール

07:50
千葉県流山市の現場に出社。
08:00
朝礼。検査内容や不具合事項の確認や、
安全点検を実施。
08:30
現場を巡回し、進捗、材料、品質等を確認。
09:30
現場事務所にて、工程の修正や資材の発注、
報告書作成などを行う。
12:00
昼食。
13:00
各工事(住設、内装、外装等)の工程を調整。
15:00
資材の搬入準備や翌日の工程確認。
16:00
現場を巡回後、事務所でコスト管理業務などを行う。
17:00
退社。