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毎月の家賃より安くなる!?「無理のないローン返済額」を決める3つの法則

住宅ローン全般 返済方法

公開日

2025.10.17

更新日

2025.10.17

「住宅ローンを組むと、毎月の支払いが急に増えて生活が苦しくなるのでは?」

 

初めてのマイホーム購入を検討している方が、一番不安に感じるのはお金のことではないでしょうか。しかし、家賃の支払いと住宅ローンの返済を比べてみると、実はローンのほうが無理なく家計に収まるケースは少なくありません。

 

このコラムでは、「いくら借りられるか」ではなく、「いくらなら無理なく返せるか」を見極めるための、大切な3つの法則をご紹介します。

 

法則1:家賃+αの法則で「安心ライン」を見つける

 

毎月の返済額を決める際、最初に目安にすべきなのは「今の家賃」です。多くの人が、現在の家賃と同じか、少し上乗せした額なら「返済できそうだ」と感じます。しかし、住宅ローンには家賃にはない「+α」の費用が発生することを忘れてはいけません。

 

家賃にプラスされる費用(戸建ての場合) ⇒ 固定資産税・都市計画税:年に1度発生します。修繕費の積立: 将来の外壁塗装や設備交換に備え、毎月積み立てるのが理想です。

 

家賃にプラスされる費用(マンションの場合) ⇒ 固定資産税・都市計画税: 年に1度発生します。管理費・修繕積立金: 毎月必ず発生する費用です。

 

今の家賃に、これらの「+α」の費用を上乗せしても無理がないかを試算することが、「安心ライン」を決める第一歩です。

 

法則2:手取り年収の「25%ルール」で安全圏をキープ

 

金融機関が融資額を審査する際に使う「返済比率」は、一般的に年収の30%〜35%以下が一つの基準とされます。しかし、これは「最大で借りられる額」の目安です。生活にゆとりを持たせるための「無理のない安全圏」としては、手取り年収の20%〜25%を目安に考えることをおすすめします。この目安は、ファイナンシャルプランナーなど家計の専門家が、長期的な家計のゆとりを確保するために推奨する安全ラインです。

 

年収が500万円(手取り約400万円)の場合の目安  手取りの25%は年間100万円。毎月の返済額は約8.3万円までが無理のないライン

 

借りられる上限額ギリギリではなく、あえて安全圏に設定することで、昇給やボーナスをレジャーや貯蓄に回す余裕が生まれます。

 

金融機関が提示する「借り入れ可能額」は、お客様の現在の年収や既存の借り入れといった「現在のデータ」に基づいて算出されます。

 

私たちは、お客様の「こんな家に住みたい」「このくらいの返済額に抑えたい」という希望や優先順位を伺った上で、多数ある金融機関の金利タイプや諸費用の特性を比較し、お客様に最も有利なローン商品をご提案します。

 

法則3:ライフイベントからの逆算で「柔軟性」を確保する

 

住宅ローンの期間は35年と長期にわたることが多いです。その間には、必ず大きな出費を伴うライフイベントが発生します。特に考慮すべきは、子どもの教育費と車の買い替え・維持費です。

 

教育費のピーク ⇒ 高校卒業後の大学入学時(入学金や仕送りなど)に、教育費の支出はピークを迎えます。

 

車の買い替え ⇒ 5年~10年ごとにある車の買い替えや車検、維持費の支払いも、家計に大きな影響を与えます。

 

逆算の重要性: これらの大きな支出が増える時期に、今の返済額を払い続けても家計が破綻しないかをシミュレーションすることが非常に大切です。

 

【ここでポラスからの後押し】

単独での借入に不安がある方や、より高額な物件を検討したい方は、パートナーの収入を合算する解決策があります。「ペアローン」や「収入合算」を活用すれば、借入可能額が増えるだけでなく、夫婦で返済期間や金利タイプを分けられる柔軟なプランを選択できます。

 

まとめ:初めての資金計画は「一人で悩まない」

 

初めての住宅ローンで「無理のない返済額」を見つけるには、今の家計だけでなく、長期的な視点を持つことが重要です。

 

私たちは、単にローンの手続きを代行するだけでなく、お客様が購入されるポラスの住宅の価値や特性を熟知しています。そのため、住宅の引渡しスケジュールとローンの実行日をミスなく連携でき、お客様が安心してご入居いただけるよう、最後までサポートします。 住宅の構造からローンの仕組みまで一貫してサポートできることが、初めて家を買うお客様にとって最大の安心につながると考えています。

 

ポラスのローンコンシェルジュにご相談いただければ、お客様の希望や現在の収入状況をお伺いした上で、無理のない返済計画をご一緒に検討し、ポラスの提携ローンを活用した最適な資金計画をご提案いたします。

 

「いくら借りられるか」ではなく、「いくらなら笑顔で返せるか」を一緒に見つけましょう。まずは、お気軽にご相談ください。

 

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