ローン相談

団体信用生命保険の事前審査について

住宅ローン全般 ローン商品

公開日

2019.8.9

更新日

2025.1.23

団体信用生命保険(団信)の審査っていつするの??

 

一般的に、住宅ローンは事前審査という制度があり、その後に公的書類(住民票や課税証明書)や不動産の契約書類等を提出した上で更に詳しい本審査を行います。団体信用生命保険(団信)の審査は、本審査の申込時にローンの審査と並行して行うケースが多いです。

 

しかし、一部の金融機関では団体信用生命保険についても、ローンの事前審査と一緒に審査を行うことができることは意外と知られておりません。

 

家族に説明をするお医者さんのイラスト

 

昨今は勤務先での年1回の健康診断が定着し、若い人でも団信の申込時に健康診断で引っかかった項目を、告知事項として記入することが増えて来ました。また、告知事項に当てはまる事項が無くても、金融機関が定めた金額以上に借入する場合は、健康診断書や人間ドックの結果を提出するケースがあります。

 

もしも、正式審査時に団信の審査をして保険会社の承認を得られなかった場合、住宅ローンの事前審査が承認になったとしても、不動産の契約後に住宅ローンも否決となる、ということが起こってしまう可能性がありあます。

(一般的に、団信が通らないと、住宅ローンは承認になりません。)

 

 

上記のようなことが起こらない様に、健康状態に懸念があり、団信申込時に告知事項を記入しなければならない方には、団信の事前審査をお奨めしております。

 

団信を取り扱う生命保険会社は、A銀行はB保険会社を利用、C銀行はD保険会社を利用、というように住宅ローンを取り扱う金融機関によって異なります。

保険会社毎にも審査の基準が異なるため、A銀行の団信では謝絶されても、B銀行の団信は承認されるということもあります。

告知事項があり、団信の審査に不安や心配がある方はいくつかの金融機関に相談されることをお勧めします。

 

ワイド団信って??

 

一般団信が通らなかった方へ、保険会社が引き受け基準を緩和している”ワイド団信”を取り扱っている金融機関もございます。

ワイド団信は、一般団信よりも引き受けする基準を緩和している為、金利が通常団信に加えて0.3%程上乗せとなります。

(金融機関商品によって異なります。)

また、加入対象の年齢も50歳未満等と制限がある金融機関もございます。

 

過去の審査で、糖尿病や高血圧、うつ病等、一般団信では引き受けが難しい告知事項においてもワイド団信であれば審査が通った実績はございます。

もちろん、ワイド団信においても、保険会社の審査がありどんな持病でも加入できるわけではないですが、一般団信がお見送りになってしまった場合にも、引き受けする告知内容を拡大した商品があることをご紹介させていただきました。

 

 

家の見学をしている家族のイラスト

 

昨今話題になっているネット銀行の団信告知のタイミング

 

今回は団体信用生命保険を事前審査と同時に審査を進められることをご紹介させていただきましたが、近年申込が増えているネット銀行は、事前審査後に団信審査に進むフローとなっております。

また、全期間固定金利でおなじみのフラット35の住宅ローンも、本審査時に団信書類を提出します。

 

ローンコンシェルジュまでご相談くださいませ

 

住宅ローンを検討していて、健康状態において気になる点や、健康診断で指摘事項があり気掛かりであるという方は、お気軽にご相談くださいませ

団信に不安があるお客様がいらっしゃいましたら、どの金融機関で事前審査と同時に審査が進められるのか、ワイド団信を取扱している金融機関等、ご紹介させていただきます。

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