小杉正信、正木由美子
『普通』という言葉に含まれる変わらない居心地の良さと、昨今の生活スタイルの多様化への対応を両立する為、窓から見える風景(囲い)と、立つ・座る・寝転がる等(居方)による目線のズレを、その人ごとの居場所を大らかにつつむ『囲居(かこい)』と捉え、日常の営みの中に自分のとっておきの居場所を見つけられる空間をデザインした。
①目線の抜けを意識して配置した大小の窓が、場所やふるまいによって変わる風景を見せ、②室内外の床の高低差によって生まれる目線のずれが適度な距離間を生み、③扉のない大きなワンルーム空間が、居場所の自由性を高め、内と外の境が溶け合うプライベート性のある居住空間を実現した。家族間でもお互いに心地よい距離感をとれる、そんな住まいの提案となる。
扉のない大きなワンルーム空間とし、好きな場所で過ごすことができる
街並み計画と住民活動で
「緑を育む街」
結美の丘/全54邸
敷地の裏側に路地空間を創出
ベルフォート上尾
花と杜の小路
敷地内に広場空間を創出
リーズン津田沼
インティメイト・スクエア
つながり+余白+人=
「自遊ライフ」
自遊ライフを無限大に
楽しむ家
ウチソトを
行き来し旅するように暮らす
旅するキッチン
壁面後退による
未使用地を小路に
Liberation Space
社会問題の解決を
建築で目指した
Sumi-Ka⁺
廊下の壁面と洋室の扉を
本棚にした
AKUNDANA(アクンダナ)
庭を建物の中心に配置
ウチノニワ
家の中に
居心地のいい場所を作る
囲居(かこい)のある家
再資源化に取り組む
共同プロジェクト
石膏ボードの産廃排出抑制と
リサイクル化への取り組み