ポラスの分譲住宅

つながり+余白+人=「自遊ライフ」

自遊ライフを無限大に楽しむ家

ポラスガーデンヒルズ株式会社

プロデューサー:坂倉利昌
ディレクター:松井孝治、工藤政希
デザイナー:工藤政希、志保澤敦、阿佐美直也

創造力ひとつで
無限大に広がるライフスタイル
自由にクリエイトして、街で遊びを楽しむ

概要

北総線西白井駅徒歩圏の28棟の分譲住宅。既存の街とのつながりを大切にし、新たな街には余白を持たせ、リラックス、アクティブ、ポジティブ、クリエイティブな自遊ライフを無限大に楽しめる家の提案である。

つながりは既存のインターロッキングと分譲地のオープン外構・植栽で表現。新しいフットパスも設け、人の流れも促すようにした。余白は、建物配置や各戸の自主的セットバックによって生み出した。人の通り道となるサイドパスも敢えて配置。室内と庭もウッドデッキでつながっており、おうちキャンプをはじめ様々な自遊ライフを満喫。アイデアひとつで暮らしが広がっていく。

家族で寛ぎの時間を楽しむ

特徴

コンセプト遊び心を掻き立てる新しい暮らし方の提案

おうちピクニックを楽しむ
青空ストリート
通り道
住民同士や散歩で通行する近隣の人との交流
【デザインが生まれた背景】
分譲地の計画にあたり周辺地域を調査した結果、最寄り駅である西白井駅周辺は、整備された広い歩道や緑が多いことが読み取れた。それは千葉ニュータウン事業に始まり、現在の白井市都市マスタープランの指針に則った計画であることがわかった。こののびやかで開放的な地域の空気感を分譲地へもつなげ、都市マスタープランにも掲げられている「にぎわい・交流」を促進するような街づくりを目指した。さらに、高齢化の進むエリアであることに対して、若い世代が暮らすことによる世代間の交流も目的に加え、それを街づくりに組み込むことで地域の課題解決に取り組んだ。またコロナ禍により家のなかで暮らしを完結させることになり、制限の多い暮らしを余儀なくされた結果、心身ともにストレスと感じる人が増えてきた。そこで緊張感からの解放【リラックス】・自由な行動【アクティブ】・前向きな気持ち【ポジティブ】・自由な発想【クリエイティブ】この4つの要素を掛け合わせることで、遊び心を掻き立てる新しい暮らし方を提案できないかと考えた。
【デザインを実現した結果】
つながりと余白で生まれたゆとりの街で、自遊ライフを満喫。家と庭もつながり、さらに暮らしの幅が広がる。広がりの先には、想いのままに自由な発想で暮らしをクリエイトしていく暮らしの後継が見える。サイドパス(通り道)は、光と風が通り抜けるだけでなく、庭とカーポートをつなげることができ、子どもたちが走り抜ける光景も見える。敷地の有効活用により使用用途が広がり自遊度が上がった。
審査員評価
ややもすると平凡な郊外住宅群として開発されることが多い状況において、分譲住宅群によって発生する「まち」の長期的な価値・魅力をうまく生み出している。住戸内の設えにみられる様々な企画力とともに、特にエリア全体の配置や外構の計画は、住み手の想像力や暮らしの能動性を発揮させ、さらに近隣の関係性を誘発するきっかけになるよう、事業者としてよく練られている点が高く評価された。