不動産ソリューション 不動産開発部 村田嵩胤
分譲住宅の既成概念にとらわれず、現代が抱える社会問題の解決を建築で目指した意欲的な作品。舞台は千葉県松戸市の3棟の分譲住宅。
通常の分譲住宅と異なる点は、3棟に住む家族構成を①親との同居も考えている家族、②共働き子育て家族、③夫婦2人だけの家族と想定し、同世代の子育て前提の家族だけが住む街としていないところ。ライフスタイルの違う3家族が、共に人生を分かち合えるコミュニティを目指した。
街の中央には境界を越えた広場を設置。土地利用協定を結ぶことで、この広場やエントランスゲート、お互いのデッドスペースを有効活用できるように計画し、境界という枠を超えて、余白が楽しめる間の美学を追求した創りとなっている。
こだわりぬいた上質な空間で豊かに暮らす
街並み計画と住民活動で
「緑を育む街」
結美の丘/全54邸
敷地の裏側に路地空間を創出
ベルフォート上尾
花と杜の小路
敷地内に広場空間を創出
リーズン津田沼
インティメイト・スクエア
つながり+余白+人=
「自遊ライフ」
自遊ライフを無限大に
楽しむ家
ウチソトを
行き来し旅するように暮らす
旅するキッチン
壁面後退による
未使用地を小路に
Liberation Space
社会問題の解決を
建築で目指した
Sumi-Ka⁺
廊下の壁面と洋室の扉を
本棚にした
AKUNDANA(アクンダナ)
庭を建物の中心に配置
ウチノニワ
家の中に
居心地のいい場所を作る
囲居(かこい)のある家
再資源化に取り組む
共同プロジェクト
石膏ボードの産廃排出抑制と
リサイクル化への取り組み