戸建分譲設計本部 設計二部
ディレクター:稲垣有以知、鈴木征道、池ノ谷崇行
デザイナー:蕪木孝典、椎名愛子、金森啓介、藤野功、奥村千里、後藤紀子、堀越駿平
6戸の戸建分譲住宅。分譲住宅としては一般的な敷地規模・経済条件の下、住環境の向上と、周辺環境に不足する公共外部空間の補完を行う計画である。
本物件を含めた都心近郊エリアにおいて、敷地面積100㎡の戸建住宅、というロールモデルが定着して久しい。30坪の土地・30坪の上物であれば4人家族で住むに事足りる、という前提で成立していると思われるが、仮に駐車場を確保したら、庭のスペースはほとんどとれず、隣家との距離もギリギリとなり、良好な住環境とはなり得ていないのが現状であろう。
これら条件下での住環境向上のため、戸建分譲街区において多くの確率で発生する、接道要件を満たすため“だけ”に設けられる「路地状敷地」に着目。これらを分譲地の中央に集約する配置計画を実現することで、地役権設定によるひろば的外部空間を創出した。
街並み計画と住民活動で
「緑を育む街」
結美の丘/全54邸
敷地の裏側に路地空間を創出
ベルフォート上尾
花と杜の小路
敷地内に広場空間を創出
リーズン津田沼
インティメイト・スクエア
つながり+余白+人=
「自遊ライフ」
自遊ライフを無限大に
楽しむ家
ウチソトを
行き来し旅するように暮らす
旅するキッチン
壁面後退による
未使用地を小路に
Liberation Space
社会問題の解決を
建築で目指した
Sumi-Ka⁺
廊下の壁面と洋室の扉を
本棚にした
AKUNDANA(アクンダナ)
庭を建物の中心に配置
ウチノニワ
家の中に
居心地のいい場所を作る
囲居(かこい)のある家
再資源化に取り組む
共同プロジェクト
石膏ボードの産廃排出抑制と
リサイクル化への取り組み