ローン相談

夫婦で住宅ローンを組むときは?

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公開日

2023.12.15

更新日

2024.3.19

住宅ローンを利用するにあたり、夫婦どちらかがローンを組むか、それとも夫婦2人で組むか、迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

そもそも、夫婦でローンを組むとどのようなメリットがあるのでしょうか?

最大のメリットは、借入金額を伸ばすことができるということだと思います。

 

住宅ローンは前年年収に対して借入できる金額を算出します。

1人の収入だけでは希望の金額を借入できない場合、配偶者の収入を合算して計算できる制度を「収入合算」といいます。

 

では夫婦で収入合算をする際、どのような住宅ローン商品があるのでしょうか。

今回は、「連帯保証」「連帯債務」「ペアローン」について、それぞれ考えてみます。

 

連帯保証

 

債務者(住宅ローンを借りる人)が1人で、住宅ローンも1本ですが、債務者のほかにもう1人収入合算することができます。合算者は「連帯保証人」になります。

連帯保証人は債務者ではありませんが、立場が違うだけで責任は債務者と同じです。

また、住宅ローン控除(減税)は適用されません。

 

 

連帯債務

 

2人の債務者が1本の住宅ローンについて、それぞれ独立して責任を負う債務のことをいいます。簡単にいえば、ローン1本に対して、債務者が2人ということです。

1人が主債務者で、もう1人は「連帯債務者」になります。

 

ローンはあくまで1本のため、手数料などの初期費用が安くすむこと、主債務者・連帯債務者ともに住宅ローン控除(減税)が適用されるといったメリットがあります。

デメリットとして、金融機関によっては、団体信用生命保険に主債務者しか加入できない場合があります。また、連帯債務型を選択できる金融機関は限られています。

 

 

ペアローン

 

夫婦ともに住宅ローンを債務者として組む要件を満たしている場合、ローンを2口で組む方法です。ペアローンの場合、それぞれの借入に対してもう一方が連帯保証人になります。

連帯債務同様、夫婦ともに住宅ローン控除(減税)が適用されますが、手数料などは2本分かかります。

団体信用生命保険は、それぞれが自分の借入についてのみ加入します。

女性向け住宅ローン商品を取り扱う金融機関もあります。

 

 

いかがでしょうか。ご夫婦で住宅ローンについて話し合うときに参考にしていただければ幸いです。

 

ポラスのローンコンシェルジュでは、物件のご紹介も、ローンのご相談だけでも無料で承っています。本コラムをご覧になって自分はどういった物件が買えそうか、気になった方は是非お気軽にご相談ください。

 

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