戸建分譲設計本部 設計一部
デザイナー:野村壮一郎、府川哲大
南浦和の4邸の分譲住宅。互いの敷地の一部を拠出し共用の街路を創出。景観形成のコアとして設計することで風景を共有し小さな街をつくるプロジェクトです。
街路への開き方を4邸一体で設計し、互いの目線の交錯を避けながらコミュニティを形成。複数邸の家と街区の構築において「共助設計」という考え方を提案しています。
本件のような都市部の分譲開発において豊かな住環境をつくるには、敷地を拠出し合うことで犬走部の未利用地化を防ぎ、景観形成と敷地利用の促進が必要だと考えました。この街づくり手法が分譲住宅の互いの境界線との新たな関わり方の提案となることを意図しています。