繰り返す地震にも構造性能が低下しない耐力壁

Endure Wall エンダーウォール
令和時代の家の在り方 令和時代の家の在り方

令和時代の家の在り方

日本は世界有数の災害大国

世界主要国の自然災害に見舞われるリスク

世界主要国の自然災害に見舞われるリスク

国連大学が世界172カ国を対象に地震、台風、洪水、干ばつ、海面上昇の5種類の自然災害について28項目の指標を分析した結果、日本は「自然災害に見舞われるリスク」は世界4位に…!

国連大学が世界172カ国を対象に地震、台風、洪水、干ばつ、海面上昇の5種類の自然災害について28項目の指標を分析した結果、日本は「自然災害に見舞われるリスク」は世界4位に…!

温暖化による海面上昇が危惧されている南太平洋の島国、バヌアツとトンガが1、2位となり、続いて毎年台風が直撃するフィリピンが3位という結果に。
日本は自然災害に見舞われるリスクでは4位でしたが、インフラ整備や対処能力、適応能力などが評価されて、総合評価では17位でした。
他の先進国はアメリカが131位・カナダが152位・イギリスが136位・フランスが157位といずれも100位以下です。アジアの中では、中国は95位・韓国は126位となり、いずれにせよ日本は先進諸国の中で自然災害リスクの高い国であることに変わりはありません。

日本に自然災害が多い理由

1900年〜2015年の世界の主な大規模自然災害の日本の発生割合

世界の中でも特に日本に自然災害が多い理由として、以下が挙げられます。

日本列島が4つのプレートによって形成され、地震活動、火山活動が活発である
急峻な地形を有し、河川の流れが急である
アジアモンスーン地域に位置し、梅雨と台風の時期にしばしば集中豪雨が起きる
土地利用が過密で、河川や海岸・火山に接して都市や農地が位置している
引用: 2011年 環境省「人と自然との共生懇談会」より

日本における地震の脅威

世界有数の地震国である日本。
その理由として、日本の地理的環境が大きいとされています。

世界中のマグニチュード
6.0以上の地震の
2割が日本で発生

世界中のマグニチュード6.0以上の地震の2割が日本で発生 「我が国で発生する地震」(内閣府)を加工して作成
世界中のマグニチュード6.0以上の地震の2割が日本で発生

4つのプレートの
境界線上に
位置する日本

4つのプレートの境界線上に位置する日本 「日本付近のプレートの模式図」(気象庁)を加工して作成
4つのプレートの境界線上に位置する日本

全国に広がる活断層。
埼玉・千葉・
東京エリアにも

全国に広がる活断層。埼玉・千葉・東京エリアにも 関東地域の活断層(地震調査研究推進本部)
全国に広がる活断層。埼玉・千葉・東京エリアにも

首都直下型地震。その地震の規模はマグニチュード7クラスと言われ、南関東域で30年以内に発生する確率は70%と言われています。

東京・千葉・埼玉・神奈川の4つの都県では震度6強の激しい揺れが想定されています。

東京・千葉・埼玉・神奈川の4つの都県では震度6強の激しい揺れが想定されています。

出典:都心南部直下型地震 想定震度(中央防災会議)
東京・千葉・埼玉・神奈川の4つの都県では震度6強の激しい揺れが想定されています。

人生100年時代の到来

人生100年時代の到来

医療の発達、栄養状態や衛生環境の改善などによって、寿命の長期化が進み、先進国の2007年生まれの2人に1人が103歳まで生きる「人生100年時代」が到来するとされています。

これまでの人生設計は「20年学び、40年働き、20年休む」という「教育・仕事・老後」の3段階が一般的でしたが、100年間生きることを前提とした人生設計が必要と言われています。
これに伴い、住宅への考え方も変えていく必要があると思います。
何故なら、もし100歳まで住むとなると、35歳で取得した家には「65年」の寿命が必要になってくるからです。

人生100年時代の到来

また日本に暮らす以上は避けて通れないのが自然災害のリスクです。
ポラスでは50年から100年に一度大きな地震のサイクルが来ると予測して住宅を設計しており、家の寿命までの間に確実に大きな地震が来ることが想定されます。

自然災害に備えて減災や防災の備えをし、「人生100年時代」に備えて、多少コストを掛けても長寿命住宅という選択肢が必要かもしれません。

災害大国日本
人生100年時代

令和時代の家の在り方

災害の際に大切な家族を守ることができ、万が一災害に見舞われたとしても損傷が少なく、安心して永く住み続けられることができる家。

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