ポラス暮し科学研究所・木造17.4メートルのエントランス吹き抜け

地球に建てる家

ポラス暮し科学研究所は、ポラスの家づくりへ想いがぎゅっと詰まった場所です。「木造住宅の可能性を追求して、幸せな暮しづくりに貢献する」ことをモットーに人間中心の住まいを追求しています。マークは研究テーマである木造住宅の「木」の象形文字を中心に「光・風・大地」の風土の上に成り立つ「木・人・文化」を色で表現しています。家を建てる場所の地盤、音、湿度、経年変化など家のすべてを見極める。私たちは「その環境に建てる家」、つまり「地球に建てる家」を研究しています。

「暮し」のための研究をしています。

人

生活を楽しむ

お客様に単に箱だけを売る企業ではありたくない

木造住宅の可能性を追求して、お客様の幸せな暮しづくりに貢献したい。そのような研究開発。理想かもしれませんが、それが私たち研究所の想いです。そのために”暮し”という文字がつけられているのです。木造の家は、もっと楽しく、もっと心地よくなります。「生活を楽しむ 心地よい家」って、どんな家だろう?「時代を切り拓く新しい住まい価値」をこれからも作り続けていきます。

文化

人と人、人と住まいがかかわりあう

住むほどに味わいと愛着の増す家と地域

ついつい、ご近所さんと立ち話をしてしまう木陰や、手間をかける「余白」があって、住む人が完成させる街づくり。手仕事の良さや木材の温もり感を活かしたオリジナルの内装で経年劣化ではなく、経年変化が味わいになる住まいづくり。そこにある暮し、人生をイメージしながら、いつまでも大切に住み続けていきたい、気持ちになれる、「かかわりのデザイン」を考えています。

木

木と向かい合う

科学的検証を用いて、「木」の特性を最大限活かす

「木」は日本人にとって欠かせない素材です。業界でも希少とされる実験施設を駆使して、様々な特性を持つ「木」を安心して使う技術の開発を求めてきました。その結果、耐震性を確保しながら、より設計の自由度を上げるオリジナル高耐力壁や金物の開発に繋がっています。これからも、実験に基づく科学的検証は続けて、より安心で、より自由性の高い「木」の家づくりのお役に立てることを願っています。

地
地

地震対策は地盤から

地域密着だからこそ地盤対策は欠かせない

先の東日本大震災では液状化のために大きな被害が発生しました。ポラスには地盤調査課があります。私たち研究所はその部門と連携して日夜、地盤解析と補強の提案のための研究開発を行っています。また、ポラスでは全棟構造計算を行っていますが、そのノウハウは基礎の設計にも活かされています。これは、簡易な設計が多い木造住宅ではとても珍しいことです。一つ一つの行程に手を抜かない。見えないところで暮しの安心と安全を支えています。

風

風とは空気の流れ

風を想うと、心地よい住まいが見えてくる

地域にはそれぞれ特徴のある風があることをご存知ですか?埼玉、東京、千葉エリアで100地点以上の気象データを分析している私たちは、街並みや建物の計画にそのデータを活かした提案を行っています。家の中での空気の流れは、熱や冷気を運んでくれる役目を担っています。どのようにすれば温度変化や、温度の高低差の少ない、心地よい住まい空間になるのか、日々、研究開発を行っています。

光

太陽から与えられたエネルギー

四季がある日本は光(エネルギー)を活かす知恵を

光(エネルギー)は、夏は遮り、冬は逃がさないことが大切です。心地よい住まいのために、断熱性能を上げる研究は欠かせません。その成果でポラスオリジナルの断熱工法を生み出しました。光をエネルギー源として毎日の暮しをエコで省エネにする
太陽光発電や太陽熱給湯などのエネルギー機器。ライフスタイルや立地条件によって効率的な組み合わせがあります。お客様の暮しに合わせて最適な組合せをご提案するシミュレーション技術の開発にも力を入れています。