平成25年6月21日
ポラテック東北(株)(宮城県加美町)が、プレカット工場を新設し、5月10日に竣工式を行いました。式典には昨年4月に宮城県庁にて行った立地協定締結式に続き、宮城県の村井嘉浩知事と加美町の猪股洋文町長、取引業者様等がご出席されました。
宮城県にとっては県外企業による震災後初めての県内立地が決まった大型案件となり、テレビや新聞などでも注目されて多数の報道がされました。村井県知事は「震災以来、住宅事情がひっ迫しており、人がいない、材料が足りないという問題があります。そういった中、工場建設は時宜にかなった事業です。常にフル稼働するように応援いたします」とご挨拶され、猪股町長は「ポラテック東北と町が互いに発展できるよう、スクラムを組みたい。こちらで採用が決まり正社員となったことで結婚の許可をもらえたというおめでたい話もでていました。この度の竣工を心から感謝いたします」とお話しをいただきました。
ポラスグループ代表の中内晃次郎は「大震災以後、仮設住宅の建設に協力しました。その後、プレカット業者として東北の住宅業者を支えることで、永続的に復興に協力したいと考え工場を建設しました。また、県や町のご支援で地元での優秀な人材も採用できました。ポラテック東北が加美町の魅力の一つに数えられるようにしていきたいです」とご挨拶いたしました。
東北工場は、3月に新設した富士工場(静岡県富士市)とともに、既に2月から加工及び出荷を開始。坂東工場、滋賀工場、と合わせ、全計4拠点では、月産146,000坪(約4,800棟分)の構造材加工能力を持つこととなります。
報道された一部をご紹介します