先日、東京ビッグサイトにおいて、「グッドデザインプレゼンテーション（GDP）」が開催され、ポラスグループのオリジナル垂木止め金物の『ラフターロック』がグッドデザイン賞を受賞しました。

オリジナルの「ラフターロック」

カラーバリエーションは展示用見本

『ラフターロック』とは、垂木と呼ばれる部材にオリジナル構造用金物をつけて屋根を強くし、木造住宅が地震や台風などで倒壊しないようにするために開発された金物です。この金物で屋根と桁をガッチリ固定するため、通常使われている小屋火打梁が不要となり、すっきりと美しい吹抜け空間を作ることもできます。

グッドデザイン賞の評価基準は、見た目の美しさはもちろん、一歩進んだ機能性や使いやすさ、十分な品質、安全性、そして合理的な価格なども対象となります。

この“ラフターロック”は、従来の「角の尖ったいかにも機能重視で安い」という金物のイメージを払拭し、見た目も丸みを帯びてかわいらしいデザインになっています。

また、取り付ける施工者にとっての金物のあり方を見直すことで、「重ねても持ちやすい」「左右どちら側からも取り付けられる」という機能性も追求した結果、「作り手にも住まい手にもやさしいデザインと機能性が高い」として審査員に評価され、今回の受賞となりました。

ポラスグループはこれからも住まいに関する研究を真摯に続けて参ります。
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