2005年10月5日
報道関係各位

日本最大級のプレカット工場(茨城県坂東市)
プレカットテクノフィールドの増設
月間構造材生産能力を3割増の62,000坪に拡大
名古屋営業所も開設し、首都圏から全国へ販売網も拡大

ポラスグループ ポラテック(株)

ポラスグループ ポラテック(株)(本社:埼玉県越谷市、代表取締役:中内晃次郎)では、茨城県坂東市に日本最大級のプレカット工場を有していますが、増大するプレカット需要に対応するため、プレカットテクノフィールド(第二工場:敷地面積35,000坪)に横架材や柱材用のプレカットラインを増設。月間構造材生産能力を従来の47,000坪から3割増しの62,000坪に拡大することになりました。

この生産能力の拡大は、昨年5月にプレカットテクノフィールドを建設したときに予定していたことですが、一年余りで工場を増設させたのは、それだけプレカットの取引量が拡大しているためであり、今や取引企業も首都圏だけでなく、東北や北陸、中部、関西にまで広がっています。今年の4月には中部から関西方面に対応するため、名古屋営業所を開設いたしました。このエリアでは今後1〜2年以内に中部、関西方面のお客様向けにプレカット生産能力月産25,000坪程度の工場の建設も視野に入れています。当社では、これらの基盤整備によりプレカット分野のNo.1企業としての業界での地位を確固としたものにするとともに、全国販売網の構築に本格的に取り組んでいきたいと考えています。 

尚、今回の増設に伴う投資金額は25億円です。
(昨年の第1期工事と合わせた総投資額は72億円です)

■営業体制の整備について

エリアは従来首都圏がほとんどだったのですが、昨今は東北や中部、関西にまで販売先が広がっています。それに合わせて営業所の拡充も徐々に進めており、03年3月には横浜営業所。04年3月には三鷹営業所を開設。本年4月には名古屋に、8月にはつくばエクスプレス沿線及び茨城エリアをターゲットした坂東営業所をテクノフィールド内に開設いたしました。現在、当社のプレカット事業は、当社向けだけではなく他のメーカーや卸問屋、工務店に広がっており、取引先は400社近くになります。

尚、プレカット事業部の現在の人員は、本社CADセンター61名、営業85名、工場244名の390名となっています。

■CADセンター・大連北極星科技有限公司について

プレカットの生産増に欠かせないCAD処理能力の向上のために、当社では03年9月中国大連市に大連北極星科技有限公司を設立(資本金10万米ドル)。現在25人体制でプレカットのCAD入力業務を行なっています。人員については毎年25人ずつ採用し、今後3年で100人体制とする予定です。その段階では本社のCAD業務も全て移管することになっています。

■当社プレカット工場の歴史と特長

伝統的に木材の加工は、大工が現場で柱や梁に墨付をしノミ等を使って行なっていました。しかし、大工人口が減少する中で、年々プレカットが注目されるようになり、当社では約20年前にこのプレカット工場を建設しました。プレカット加工の最大の特長は、通常大工が20日かかる作業を、2〜3時間で終わらせることができるスピードと、コンピュータ制御による加工精度の高さ(手加工より1.5倍の精度)にあります。現場で作業が少なくなるため木屑などの産業廃棄物の削減にも寄与します。作業効率の高さと省力化に加え、環境にも優しい。このような中でプレカット需要は年々増大してきました。

当社のプレカットテクノフィールドは、昨年新設時柱材や横架材などの構造用集成材の専用工場として更なる生産効率向上と省力化を図っています。一度に10棟分のデータを自動管理できる(20棟まで可能)1700棚をもつ多棟木拾装置などの最新鋭機を導入する一方、横架材機や柱材機にも並列処理方式を採用し、一つのラインがどこかのユニットでつまったとしても他方はその影響を受けないなど、生産効率が阻害されないような工夫を施しています。これによって時間当たりの生産能力は、1ライン当たり27坪と、それまでの1ライン当たり6〜8坪に対し大幅に向上しています。

このように、業界でも最高水準の生産効率を実現することでコスト競争力を高めており、「高品質で低価格なプレカット材」を求めるお客様のご要望にお応えしています。ちなみに歩留率も高く、プレカットテクノフィールドでは95〜96%と、業界水準より8%近く上回っています。

そして、従来のプレカット工場では木材を供給するために、フォークリフトが走り回っているのが一般的でしたが、これも多棟木拾装置の導入によって必要なくなったため、これだけの生産規模ながら2人のオペレーターで稼動させることができるようになっています。半自動から全自動へ。プレカットテクノフィールドは新しいスタイルのプレカット工場となっています。

また、規模の拡大だけではなく、高付加価値化にも対応できる技術水準の向上も果たしており、構造材から羽柄材まであらゆる部材を提供できるとともに、柱材における貫穴や廻縁欠や様々な仕口形状を持った金物工法への対応など、高い精度を要求される加工もスピーディーに行なえるようになっています。

また、この工場のもう一つの特徴としてはリサイクルを積極的に推進しているところで、廃材はチップ化し、製紙や畜産用に活用したり、建材メーカーなどで再利用しています。

尚、プレカット事業部の現在の人員は、本社CADセンター61名、営業85名、工場244名の390名となっています。昨年度の実績では売上高が178億円(17年度売上目標190億円)。

■写真

『プレカットテクノフィールド外観』

『プレカットテクノフィールド内観』

お問い合わせ先
ポラスグループ ポラス(株)広報部 青柳
TEL 048-989-9151
FAX 048-989-9282