事業紹介 ABOUT ポラテック (株)

ポラテック株式会社のプレカット事業は、1982年、業界に先駆けて工場を開設。当時、木造軸組工法のプレカット普及率は数%でしたが、現在では約90%以上まで普及しました。当社の生産量は日本No.1であり、木材プレカット業界のトップランナーとして住宅産業及びポラスグループを支えております。製造拠点は茨城県坂東市。営業拠点は埼玉、東京、千葉、茨城、群馬に存在し、各地域のお客様に商品をお届けしております。

事業紹介

構造設計業務のサポート

安全で安心して暮らせる暮らしづくりに貢献しています

ポラスグループの物件は、全棟を自社で構造計算しています。その経験と実績を活かし、プレカットドメインにおいても、外部の設計事務所様、施工会社様に対して、構造設計業務のサポートを実施しております。ポラテック株式会社プレカット事業部一級建築士事務所が対応する構造計算は、年間約850棟。プレカット材を加工して販売するだけにとどまらず、構造設計の観点からも、安全で安心して暮らせる暮らしづくりに貢献しています。

掲載した画像は、ポラスグループが独自に開発した、ウッド・イノベーターNEXT。家の基礎や耐力壁の強度も含めて構造計算を行い、実際に建てる家を揺らすことで、より精度の高い耐震検証が可能になりました。

非住宅分野における木造化の広がり

適材適所:中規模低層建築物はまず木造化の検討が効果的

技術の発展、また法制度の整備が進んでおり、非住宅分野における木造化が広がりを見せています。当社の得意な領域は、一般流通材を用いることによる、コスト感を意識した物件。ポラス暮し科学研究所が開発した構造商品の採用も増えています。プレカット営業本部に非住宅推進部を配し、「住宅を施工なさる継続取引先様からの非住宅案件」「案件発生時から当社が携わるプロジェクト案件」の両面で、対応を拡大しております。

掲載した画像は、高崎市に建築された保育園。遊戯室の空間を広く取りたいご意向があり、当社オリジナル構造商品「パルテノンスカイ」を用いて、一般流通材利用によりコストを抑えつつ、施主様のご意向を実現しました。

日本一には理由(わけ)がある

創意工夫と進取挑戦の精神で取り組みを進める5つのプロ集団

プレカット製造メーカーが業界から求められる機能は、時代とともに増え続け、「構造材プレカット」「羽柄材プレカット」「羽柄原材料納品」「建築金物納品」「構造設計業務」「施工会社のご紹介」などと多岐に亘るようになりました。当社のプレカット事業は、「営業」「設計」「木材仕入・管理」「製造」「物流」の5つのプロ集団から成り立っています。

この集団が「5輪駆動」となり、おかげ様で、グループの工場全体が生産する、プレカット生産坪数はNo.1を継続しております。工場においては、ロボットの導入、加工機の高機能化、またITを活用した省力化を進めており、高品質の商品をお届けできるよう、精進を重ねてまいります。

木材の役割は高まる一方

SDGs(世界を変えるための17の目標)の世界的な潮流と相性が良い木材

プレカット事業の根幹となる、「木材」は、持続可能な社会の構築に向けて大きな鍵を握るものになると考えられております。化石燃料由来のプラスチックなどの代替材料として新たな素材の開発が進展している(目標9)。建築で用いた場合、炭素の貯蔵や建築資材の製造及び加工時の二酸化炭素の排出削減により、地球温暖化の防止に寄与できます(目標7,13)。

適切に管理された森林から算出された資源を用いることは、森林整備(目標15)及び地域活性化(目標11)にも寄与します。(以上、林業白書より引用。)当社では、プレカット事業をさらに発展させることにより、建築物における木造化率を高め、持続可能な社会の構築に貢献してまいります。