ローン相談

個人信用情報に延滞履歴がある場合

住宅ローン全般 その他

公開日

2021.7.2

更新日

2023.5.10

住宅ローンを申込む時に、避けて通れないのが、金融機関による個人信用情報の閲覧です。個人信用情報の閲覧により、現在のカードローンや携帯電話の割賦支払い等の借入状況、過去の借入の返済状況を、確認することが出来ます。

 

 

金融機関は、一般的に下記3つの信用情報機関にアクセスして個人信用情報を取得します。

 ・CIC(Credit Information Center)

 ・JICC(日本信用情報機構)

 ・全国銀行協会

それぞれ、扱う個人信用情報は異なりますが、上記3つからの情報を閲覧すれば、該当する個人の現在・過去の借入・返済状況をほぼ網羅することが可能です。

 

 

クレジットカードでの分割払いや、携帯電話の割賦払いで、借入をしていても、毎回返済期日を守って支払いをしていれば、問題はありません(現在、住宅ローンを支払っていくのに懸念がある程の大きな借入をしている場合は別ですが)。

 

しかし、過去に、支払いの延滞履歴がある場合は、要注意です。

延滞履歴が記載されているかどうかは、実際に個人信用情報を閲覧しなければわかりません。支払い期日に何度も口座引落しが出来なかった経験があるとか、記憶が薄いけれども延滞してしまったことがあるかも知れないという方は、とりあえず住宅ローンの審査をしてみようと審査書類を出すことはお勧めしません。

 

 

まずは、信用情報機関から、自分の個人信用情報を取り寄せ、情報を精査することから始めましょう。そこで、借入の延滞記録が載っていた場合は、なぜ延滞してしまったのかを明確にします。返済口座が給与口座と異なっていて、返済口座に資金移動するのが遅れてしまったかも知れませんし、一定の貯蓄引落しをしていて別にお金を貯めていたけれど給与口座資金が少なくなってしまい返済引落しが出来なくなってしまったのかも知れません。

 

重要なのは、延滞理由を明確にし、他に資金はあったとか、他の家族は資金を持っていたとか、現在は家計を見直し貯蓄が出来ているとか、金融機関にアピール出来ることを探し、そのエビデンスも用意することです。それが出来てから、自分の状況で住宅ローン審査が通る可能性がある金融機関を探します。

金融機関は、不明確な状況を好みません。

 

 

そうは言っても、数ある金融機関の中から、審査が通る可能性があるところを探すのは容易ではありません。ですから、上記の様な状況で方向性が定まらない方は、多くの金融機関と取引実績のあるポラスのローンコンシェルジュにご相談下さい。

 

  

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