少し先の話。
ライフプランを考える時、住まい方に新たな選択肢が増えるかもしれません。
近年、自動車を購入する際、3~5年後の車の残存価値(残価)を設定し、車の価格と残価の差額のみを分割返済。返済満了時に、買い替えか、買い取りを選択する「残価設定ローン」を利用する方が増えているそうです。
今年に入り、最新スマートフォン機種の購入でも、指定分割払い・2~3年後に機種変更し、端末を返却する代わりに、端末代金が安くなる「残価設定型」のプランが増えています。
さらに10月、住宅にも「残価設定ローン」の仕組みを導入・推進すべく、来年度以降、国土交通省が官民共同で開発していく旨の報道がありました。
住宅の残価設定方法が大きな課題のようですが、借りる側にとっては、ローン返済額が抑えられることが最大のメリットです。
さらに、ローン満期後、コンパクトな住まいへの住み替えなどを考えたときに、設定残価で買い取ってもらえる安心感は魅力的で、空家問題の解決策の一つにもなりそうな仕組みですね。
ただ、新しい住宅ローンが開発されたとしても、残価設定で抑えられた金額を、全額他に充てるのではなく、住まい方を見直す資金として貯めておくなど、「返済満了時」を念頭に入れ、短期的ではなく長期的な視点でライフプランを計画していくことに変わりはありません。
住宅ローンにお悩みの方、埼玉・千葉・東京でお住まいをお探しの方は、お気軽にポラスのローンコンシェルジュにご相談ください。