ローン相談

借りれるお金と返せるお金

住宅ローン全般 ローン商品

公開日

2020.8.7

更新日

2023.5.10

ポラスのローンコンシェルジュには多くのご相談が寄せられますが、中でも、「住宅ローンをいくらまで借りれるのか」というご相談が多いです。

 

 

住宅ローンの借入可能額は、単純計算で、下記の式で求めることが出来ます。

 年収×返済比率÷12ヶ月÷審査金利での100万円あたりの毎月返済額×100

=住宅ローン借入可能額(万円)

 

例えば、年収が600万円、返済比率35%、審査金利3.3%で35年返済(100万円あたりの毎月返済額4,017円)とした場合、上の式に当てはめますと、600万×35%÷12÷4,017円×100=4,356万円となります。

要するに、この人は、4,356万円の住宅ローンを借入することが出来ます。

注意1)オートローンなどの既存借入が無い、住宅ローンを借入する際の     年齢が44歳以下である、勤務先の状況、勤続年数、等、様々な条件が審査されますので、あくまで単純計算であることをご承知おき下さい。

 

 

金融機関によっては、下記の様な式で計算される場合もあります。

年収×返済比率÷12ヶ月÷実行金利での100万円あたりの毎月返済額×100、か、年収の8倍かで、どちらか少ない金額

 

実行金利とは、実際の返済額を算定する金利のことです。

例えば、年収が600万円、返済比率35%、実行金利0.625%で35年返済

(100万円あたりの毎月返済額2,651円)とした場合、上の式に当てはめますと、

600万×35%÷12÷2,651円×100=6,601万円

年収600万×8倍=4,800万円

少ない方は、4,800万円となりますので、この人は、4,800万円まで、住宅ローンを借入することが可能といえます。

注意2)注意1と同じですが、こちらの年収8倍は上限の目安なので、全ての人が当てはまるとは限りません。

 

 

如何でしょうか。こんなに借りられるのかと思われる方も多いのではないでしょうか。

金融機関では、様々な指標を用いて審査をしますが、一応、毎月の住宅ローン返済金額だけでなく、様々な生活費も考慮して、借入可能と判断しています。

 

しかし、ちょっと待って下さい!

上記は、あくまで机上の計算によるものです。金融機関が4,800万円借入可能と判断しても、実際にその人が35年間滞りなく住宅ローンを返済出来るかどうかは別です。家族によって、かかる生活費は違ってきますし、今は大丈夫でも、子供が大きくなった時にかかる費用によって、家計が圧迫したり、節目節目のライフイベントによっての出費で、ローン返済が苦しくなったり、ということが起きてはいけません。

 

 

ですから、年収をベースにした住宅ローン借入可能額を把握した後に、今後の長期にわたる生活設計を、しっかりと家族で話し合い、適切な返済計画を立案することが重要になります。いい機会なので、現在の家計の見直しも行うことを推奨致します。

 

 

一覧を見る
どんなお悩みも
お気軽にご相談ください。
専門的な知識をもとに、お客様に
最適な住宅ローンをご提案します。
住宅ローンのご相談