ポラス暮し科学研究所は構造・住環境・デザインの三つの分野で最先端の研究を行い、木造住宅の技術向上をリードしてます。

ポラス暮し科学研究所
POLUS R&D Center of Life-Styles Inc.
第2回サステナブル住宅賞受賞
第2回サステナブル住宅賞受賞
(社団法人日本木造住宅産業協会会長賞)を受賞しました。
サステナブル住宅賞受賞とは
サステナブル住宅賞とは、(財)建築環境・省エネルギー機構が国土交通省、住宅金融公庫、(独)都市再生機構の後援、関係団体の協賛のもと、サステナブルな住宅のより一層の普及を図ることを目的として設立された賞です。

第2回サステナブル住宅賞において、ポラス暮し科学研究所及びポラテック(株)の設計・施工による「松岡邸」が社団法人日本木造住宅産業協会会長賞を受賞しました。
サステナブル住宅賞は平成17年度から表彰されている賞で、生物が行き続けていく上で、環境負荷が小さく、省エネルギー性能の優れた建築物・住宅の普及を促進することをねらいとしています。
松岡邸について
今回受賞した松岡邸はポラス暮し科学研究所の研究員本人の自宅であり、日頃の研究成果を検証できるように測定装置がたくさん設置されていて、毎日、電力や温湿度などの細かな数値を測定しています。

具体的には、複合断熱工法「Fit-e」で高断熱を実現したり、南面吹抜けと大開口を配置し多く日射を室内に取りいれるほか、太陽光発電システムを搭載し光熱費ゼロにするなど快適な環境を実現しています。
また今回は、性能に見合った適切な価格が見込めるということと、今後ポラスでも普及が図れるという課題の中で、設計・施工されました。

ポラス暮し科学研究所では、この松岡邸の検証データをもとに、ポラスの現場への普及活動と、省エネで快適なよりよい家づくりに取り組んで参ります。
      
ポラス暮し科学研究所 第二回サステナブル住宅賞受賞
松岡邸の主なポイント
建物を建てる際に組み込んだ主なポイントをご紹介します。
      
省エネルギー
<屋根断熱>
屋根にはタルキ下に高性能な新素材ヌレートフォーム(アルミ箔付)厚70mmを施工し、天井高さを最大限確保するとともに、板状断熱材によりムラのない断熱施工と高気密化を図りました。
        
ポラス暮し科学研究所 第二回サステナブル住宅賞受賞
 
長寿命化
<オリジナル金物工法・剛なる屋根>
水平剛性のアップ(2階床剛床工法およびタルキ剛性確保金物の採用)など構造強度を向上させる工法を採用することにより長寿命化を図りました。
           
ポラス暮し科学研究所 第二回サステナブル住宅賞受賞
 
<維持管理を考慮した給排水システム>
給排水設備の維持管理の向上のために、サヤ管・ヘッダー給水システムと排水ヘッダーシステムを採用しました。
           
ポラス暮し科学研究所 第二回サステナブル住宅賞受賞
 
省資源・資源循環
<グラスウール断熱材の採用>
この建物の断熱材の殆どにリサイクル率が80%以上であるグラスウールを採用した。さらに工事中には、廃棄されたグラスウールと木材の端材を分別回収しリサイクルする仕組みを取り入れています。

<木材の省資源化とリサイクル>
オリジナル金物工法を採用し、合理化による使用木材量の削減と、自社プレカット工場での部材加工(構造材及びハガラ材)を行い建築現場でのゴミの削減を図ると共に、工場で得られた木くずを分別し、木材二次加工品への転用、地場農業への資材の提供、外構材としての利用等を行い、焼却及び廃棄する木材量の削減を図っています。

<緑化外構>
外構の塀は玄関の表札、ポスト部分のみと最小限にし、残る境界部分は緑化しました。
     
ポラス暮し科学研究所 第二回サステナブル住宅賞受賞
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