ポラスの分譲住宅

販売拠点と地域活性化の
ためのカフェの併設

ワンリンクカフェ西大宮

株式会社中央住宅

戸建分譲設計本部 設計二部
デザイナー:池ノ谷崇行、蕪木孝典、日山麻子、吉田怜渚

地域住民に向けた
活動により、
世代間を超えた
交流を活性化する

概要

西大宮エリアで分譲地開発を8年に渡り行い、特色ある街づくりを推進してきました。しかし近年、多くの企業が参入し随所で小区画の開発が行われることで、コミュニティを育む街づくりが難しくなっていました。
ニュータウン開発における「住民間の温度差」、この問題を解決するためエリア中心部の販売センターに住民同士が触れ合える「農地付きカフェ」を設定。カフェはママコミュニティが運営し、働くママの社会復帰への機会ともなっています。

特徴

コンセプト 「住み続けている人」「住み始めた人」を
つなぎ、
「これから住む人」を
迎え入れる「場」

木の素材を使用した内装デザイン
打ち合わせ等販売センターとしての機能
菜園を通じた交流ができるような仕掛け
敷地内には野菜を育てる「農地ポタジェ」も設置
【コミュニティを育む】
これまで西大宮エリアを中心とした分譲地開発を7年に渡り行い、特色ある街づくりを促進してきた。しかし、近年では同地域に多くの企業が参入し、随所 で小区画での開発が発生しており、コミュニティを育むための街づくりが厳しい状況になってきている。ニュータウン開発における「住民間の温度差」、 この問題を解決するためにエリア中心部の販売センターに住民同士が触れ合える「農地付きカフェ」を設定した。
審査員評価
ニュータウンの段階的な開発によって、段階的に住民が増えていく中で、販売センターを農地付きカフェとし、既に住んでいる住人と新しい住人が情報交換をする場としている。カフェでは積極的に地域のママを雇用し、近くの学校等と連動したイベントを開催する等、長期開発の上で住む人のコミュニティを誘発するような細やかな仕掛けがなされた仕組みが高く評価された。更に家庭菜園を通して近隣農家とのつながりもつくり出し、大きく横に広がる豊かなコミュニティができていく姿が想像できる。