繰り返す地震にも構造性能が低下しない耐力壁

Endure Wall エンダーウォール
高性能耐力壁 Endure Wall エンダーウォール 高性能耐力壁 Endure Wall エンダーウォール

高性能耐力壁 Endure Wall

高性能耐力壁とは

ポラスオリジナル高性能耐力壁
「Endure wall」は、
地震による揺れを最大約50%低減

高性能耐力壁 高性能耐力壁

「高性能耐力壁 Endure Wall」は、家に加わる地震動エネルギーを熱エネルギーに変換・吸収して、建物の揺れを抑えるシステムです。
大地震による建物の倒壊を防ぐのはもちろん、繰り返す余震のたびに構造にかかる負担を大幅に軽減することで、建物の変形や耐震性能の劣化をおさえます。

高性能耐力壁の仕組み

高性能耐力壁の仕組み 高性能耐力壁の仕組み

建物が揺れた際に、構造躯体である梁が横方向に動きそれに伴い柱が傾き、木製ブラケットの先端にあるKOAダンパーに地震エネルギーが伝わる

KOAダンパーに伝わった地震エネルギーが、衝撃吸収素材を変形させ、熱エネルギーに変換して吸収

地震エネルギーを小さくして吸収することで、建物に加わる地震エネルギーを少なくして建物の揺れによる変形(柱の傾き)を抑える

衝撃吸収素材とは

衝撃吸収素材は、運動エネルギーを瞬時に熱エネルギーに変換して、吸収・発散します。動画のように、ボール状にした一般のゴムと衝撃吸収素材を地面に落とすと、一般のゴムが跳ね上がるのに対して衝撃吸収素材はほとんど弾みません。

一般的なゴムと衝撃吸収素材の比較

Endure Wallの特徴

特徴 ① 特徴 ①

地震の揺れを約50%低減、
繰り返す地震や余震にも強い

地震の揺れを約50%低減、繰り返す地震や余震にも強い
耐久性が高いので、100年間メンテナンス不要。構造性能が変わらないので、お孫さんの代まで家を守ることができます。

「今までの耐震を組み込んだ建物」と「高性能耐力壁を組み込んだ建物」に、実際に過去に起きた中地震(神戸)の揺れを2回、大地震(熊本)の揺れを2回与えた実験の結果が上記のグラフになります。

「今までの耐震を組み込んだ建物」は地震を受けるごとに変形が大きくなっていき、倒壊限界に近づいていきます。
一方、「高性能耐力壁を組み込んだ建物」は変形も小さく、繰り返す地震にも構造性能を低下させない機能を持つことから、大地震の2回目では変形が大きく進むことなく、建物の損傷や倒壊を防いでいます。

この実験データにより、Endure Wallを設置した建物が、今までの耐震の建物に比べて、「繰り返しの地震」に強いことを実証しています。

※「地震の揺れを約50%低減」については、地震ごとに固有の周波数があり、建物の固有の周波数との関係で変化することがあります。
特徴 ② 特徴 ②

コストパフォーマンスが高い

コストパフォーマンスが高い

耐震等級3相当の木造住宅に、地震時での家の構造へのダメージを与えないために、どのくらいの耐力壁が必要か、検証を行いました。

同じ建物が地震で揺れた際に、揺れ幅を半分以下にするためには、「高性能耐力壁 Endure Wall」は5枚で済みますが、同じ性能を維持するためには、「今までの耐力壁」の場合だと、22枚も必要となります。

「今までの耐力壁」は1枚の価格は「高性能耐力壁 Endure Wall」に比べて安いですが、数が多く必要となってしまうため、コストパフォーマンスが下がります。
また、数を増やすと壁だらけで仕切られた部屋となってしまいます。

熊本地震での前震+本震で繰り返す地震での検証を行った場合、構造へのダメージを65%低減させるのに 必要な耐力壁の枚数

ケース1:Endure Wallの場合 制振耐力壁が5枚必要 コストパフォーマンスが高い
ケース2:今までの耐力壁の場合 耐力壁22枚必要 Endure Wallに比べて4.4倍の耐力壁が必要
特徴 ③ 特徴 ③

100年効果を発揮

100年効果を発揮
地震エネルギーを熱エネルギーの変換・吸収する部分に、橋や高層ビルに使われている衝撃吸収素材を使用。その素材を用いてポラスの技術で耐力壁に開発しています。

「Endure wall」は、地震エネルギーを熱エネルギーに変換・吸収する部分に、橋や高層ビルに使われている衝撃吸収素材を使用。
その素材を用いてポラスの技術で耐力壁に開発しています。

耐久性が高いので、100年間メンテナンス不要。構造性能が変わらないので、お孫さんの代まで家を守ることができます。

耐久性が高いので、100年間メンテナンス不要。
構造性能が変わらないので、お孫さんの代まで家を守ることができます。