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ポラスの人

自分たちが住みたい家を
設計できる、強み

池ノ谷 崇行

戸建分譲設計本部(企画設計)2003年4月入社

大津 美香

戸建分譲設計本部(詳細設計)2012年4月入社

池ノ谷 崇行, 大津 美香

企画設計と詳細設計の意思疎通が重要

企画設計と詳細設計の意思疎通が重要

分譲住宅地は、数棟のものから100棟以上の大きなものまでさまざまです。用地担当が土地を仕入れ、営業や企画設計などとともにどんな街並みにするのかというコンセプトを決め、企画設計が街づくりと個別の家をデザインし、詳細設計が施工図面を作成し、工事が施工をして、その間、営業が販売するという大まかな役割分担と工程で進めていきます。

その中で、企画設計のミッションとしては、いかにお客様が嗜好する街や住まいをつくるか、というところに尽きると思います。分譲地全体の区割りをどうするか。道路はどのように通せばいいか。どこにどんな公園をつくるか。そして、1棟1棟はどんなデザインで、どんな間取りにするかを突き詰めて考えていきます。さらに、できあがったプランをもとに、パンフレットやホームページづくりにもかかわります。非常に幅広い仕事といえますね。(池ノ谷)

詳細設計の仕事は、池ノ谷のような企画設計が作成したラフな図面をもとに、実際に施工する実施図面を作成すること。この図面で建築確認申請をするので、法律に適合した設計にしなければ施工できないという重要な工程になります。家全体の実施図面のほかに、例えば一部分の棚の取り付け方だけを指示するといった詳細図面や、電気の配線やコンセントの取り付け位置を示す電気図面なども作成します。(木津)

企画設計のこだわりをカタチにする詳細設計

企画設計のこだわりをカタチにする詳細設計

企画設計は、どちらかといえば実際の施工のしやすさといったことよりも、見た目を重視する傾向があります。一方、詳細設計は施工のしやすさを重視しますので、企画の意図を詳細設計に十二分に理解してもらう必要があります。仕事を引き渡す時のコミュニケーションは重要ですね。その際に詳細設計から強度や安全性など根幹にかかわる指摘をされれば、最優先で対処します。それ以外のデザイン面については、詳細設計から「難し過ぎる」と言われても、「何とかカタチにして」とお願いするしかありません(笑)。ポラスの社員ならできる、と思っていますから。(池ノ谷)

池ノ谷は、部内では“詳細設計泣かせ”と呼ばれていて、特に新しく尖った個性を盛り込ませやすいモデルハウスの設計では、ありえないくらいにこだわってくださいます(笑)。大変なオーダーばかりで、「そんなことできません!」と言い返してしまったことも。それでも、池ノ谷とともに何とか打開策を探り、実際に建物ができた時はほんとうに感動してしまいました。「あんなオーダーを図面にして、こうして実現できた。やってやったぜ!」という感じ(笑)。思うに、難しいオーダーであればあるほど、達成感も、力の付き方も違うように思いますね。今はもっとモデルハウスを手がけたいと思っているほどです。(大津)

購買層が住みたい家づくりができる、ポラスの強み

ポラスの家の強みは、30代という購買層の中心と、商品づくりを手がける我々が同世代であるところにあると思っています。つまり、自分たちが住みたいと思うような街・住まいを素直につくれば、それが売れる商品づくりに直結するということになります。また、私の所属する部署は、各自の責任でやりたいこと、新しいチャレンジをすることを大いに推奨しているので、まさに思う存分やりたい街づくり、家づくりができていますね。(池ノ谷)

私が仕事で心がけているのは、「その家に住んだつもりになって設計する」ということ。例えば、企画設計のラフに、リビングに家具を置く場所のイメージが描かれていたりします。「すると、テレビはここに置くはずだから、コンセントはここにあれば便利」などと生活イメージをふくらませて設計しています。ちなみに、ポラスの家は他社よりも三つ口のコンセントを多く使用しているので、お客様から好評をいただいています。そんな細部まで配慮しているところも、ポラスの強みだと思いますね。(大津)

ポラスグループには、私たちの部署以外に分譲住宅を手がける部署が5つあります。それぞれがお互いの分譲地を見学して回る研修をして、刺激し合っています。自分たちが手がけた分譲地から数分しか離れていない場所に、ほかの事業部に分譲地をつくられたこともあります。その仕上がりがよかったりすると、ライバル心がメラメラ燃え上がりますね(笑)。このように互いに切磋琢磨してグループ全体で高め合っていくところが、ポラスの風土にはあると思います。(池ノ谷)

設計を手がけた家が形になる醍醐味

私は大学院まで建築を学び、街づくりを研究しました。まさに分譲住宅地の開発に生かせると考えて、ポラスを志望しました。ですので、入社するまで企画を手がけたいと思っていたのですが、実際に入社して企画設計の仕事を近くで見て、「自分にはまだ早い」と思うようになりました。想像以上に大変な仕事だからです。ですから、今では詳細設計の経験を重ねて、まずは一級建築士の資格を取って自信をつけてから企画設計にチャレンジしたいと考えています。詳細設計は、建築の基本が徹底的に身につくとともに、奥が深い世界。池ノ谷も、営業を経験した後、詳細設計を経て企画設計に就きました。いいキャリアパスであるように思っています。(大津)

この仕事のやりがいは、人の生活になくてはならない街・住まいをつくるところにあると思っています。お客様にとっては人生で最も高価な買い物ですから、本当に責任重大です。それだけに、営業を通じて入居したお客様から「住み心地がいい」などといった感想を聞くと、「やってよかった」という達成感を覚えますね。もう一つは、やはり自分の“作品”として形に残ることですね。会心作ができると、一人で現場にいってニンマリすることがよくあります(笑)。(池ノ谷)

私も同じで、自分が手がけた家が実際にできあがると本当に楽しいですし、満足感を覚える瞬間ですね。詳細設計はどちらかというと“堅い” 仕事というイメージがありましたが、“柔らかい”企画設計のイメージを具現化するというやりがいを見出しているところです。