ローン相談

変動金利の仕組みについて

住宅ローン全般

公開日

2023.9.1

更新日

2023.9.5

変動金利とは??

 

簡単に説明しますと・・・ 年に2回金利の見直しがあり、返済金額が変わる可能性はあります。

しかし、多くの金融機関が5年毎に返済額を見直すルールを適用しており、金利がその間に変更しても5年間は返済額が一定です。

(毎月の返済金額の元金と利息の割合は、金利が変更すれば変動します。)

 

 

例えば、4,000万円を35年、変動金利0.5%の金利で借入したとします。

毎月の返済額は約103,800円ですが、この返済額は5年変わりません。

(5年の間に金利が変更した場合はイメージ図のように、緑と赤の元金・利息の返済額の中身が変動しております。)

5年後に金利が上がり、返済額を見直した場合も、103,800円の125%が返済額の上限となります。

そのため、5年後の返済額の上限は129,750円の返済額となります。

 

変動金利の注意点

 

金利が急激に上昇した場合、見直し後の金利利息が毎月の返済額を上回る可能性がゼロではありません。

毎月の返済額を上回った利息は、未払い利息として繰り延べられることになります。

もしも金利が上昇し続けると、未払い利息分が毎月の返済金額に充当され、元金が減らないという状況が起こる可能性があります。

そのまま金利が下がることなく未払い利息が最終回返済日まで持ち越された場合には、最終回の返済額に加算されることになります。

 

 

変動金利を選択するメリット

 

上記のような注意点もありますが、一番低い金利で借入できるのは変動金利です。

ポラスグループの提携金融機関では、一番低い金利ですと0.296%(変動金利)の金利をご提示させていただいております。

固定金利は1%~2%の金利のため、月々の返済金額は変動金利と比べると数万円の差になります。

差額を手元に貯蓄して繰り上げ返済を進めていく、という方が総支払額を抑えられる可能性があります。

また、選択した固定期間中に変動金利へ変更することは基本的に難しいですが、変動金利から固定金利への変更は受け付けている金融機関が多いです。

(※各金融機関商品をご確認ください。変更時の金利が適用されます。)

 

金利や金融機関を決定するポイント

 

月々の返済可能額や、団体信用生命保険の保障内容で金融機関や金利を決めていただくことが多いです。

また、金融機関によってはミックスローンといって固定金利と変動金利を組み合わせて借入する方法もございます。

(ミックスローンの記事参照)

取扱の有無は金融機関によって異なりますので、ご不明点等ございましたらお気軽にローンコンシェルジュまでお問い合わせくださいませ!!!

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