ローン相談

団体信用生命保険の特約について

諸費用 団体信用生命保険

公開日

2020.5.22

更新日

2023.5.10

首都圏4都県の緊急事態宣言の解除は見送られましたが、ポラスグループでは、オンラインでの内覧会やお打合せ、お客様用のマスクや消毒液をご用意し、内覧いただくお客様を1回につき1組に限定、オリジナルのパーテーションを作成し、パーテーション越しでの打ち合わせを実施するなど、各拠点でさまざまな対策を行いながら、お客様の住宅ニーズにお応えしています。

 

さてこの状況下、先日の新聞に、住宅ローンの借換えを検討する方が増えているとの記事がありました。

借換えにあたっては、金利の見直し、期間変更のほか、団信以外の病気をカバーする保険に着目する方が増えているようです。

住宅ローンの見直しについては、先週のコラムでご紹介したとおりですが、今回は、団信と団信以外の病気をカバーする保険(特約)について、改めて概要をご紹介したいと思います。

 

「団信(団体信用生命保険)」とは、住宅ローンの債務者が「死亡」または「高度障害状態」になった場合に、生命保険金によりローン残金が返済される保険です。

民間の金融機関のほとんどは団信への加入が絶対条件になっています。

 

団信以外の病気をカバーする保険、いわゆる団信の「特約」として一般的な商品には、「ガン」と診断されたり、「急性心筋梗塞」や「脳卒中」になり、所定の状態が一定の期間継続したら、ローン残高がゼロになる「三大疾病保障特約」があります。

このほか、金融機関によって「ガン保障」「7大疾病」「8大疾病」「16の特定状態」や、「ワイド団信」「失業保障付き保険」などが用意されています。

 

   

 

「特約」には、住宅ローン金利据え置きの商品もありますが、特約分の保険料は金利に上乗せ(0.1~0.3%程度)されることがほとんどです。

 

「特約」を検討する際、着目したいのは、「保険金が支払われる条件」です。

例えば、ガンと診断されたらすぐ、住宅ローン残高が0円になるのか、ガンと診断されて、就業不能状態が1年続いたら残高が0円になるのか…など。

保障される内容が手厚い方が良いのか、他の保険でカバーする分、金利が低い方がよいのか、ご自身がどのくらいの保障を求めていらっしゃるかにより、お客様の最適解は変わってきます。

 

住宅ローンの借換えは、金利差が1%以上、残債が1,000万円以上ある場合などに有益であるといわれますが、低金利が長く続いている昨今、借換えによる返済額の減少効果はさほど見込めないかもしれません。

 

とはいえ、十数年前より特約は充実していますので、ご自身に最適な住宅ローンや団信・特約を検討・見直ししたい方や、迷われている方は、お気軽に、ローンコンシェルジュまでご相談ください。

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