ローン相談

借入限度額はどうやって計算しているの?

住宅ローン全般 その他

公開日

2018.3.30

更新日

2023.5.10

金融機関が住宅ローンの審査をする時に、様々な項目について基準を定め、その人にどれだけの融資が可能かどうかの判断をしています。

 ・雇用形態 ・勤続年数 ・年収 ・年齢 ・所有資金 ・返済負担率 等々

まだまだ他にも審査項目はありますが、今回は、実生活では計算することは無い、「返済負担率」に着目してみます。

ウグイスのイラスト

「返済負担率」とは、金融機関で設定されている一般的に審査金利と言われる

基準金利で借入金額の返済金額を算出し、その返済額の年合計が、年収に対

してどの程度の割合を占めるかを数値化したものです。

人によって、住宅ローンの返済に充てられる金額は違います。年収500万の人

でも、毎月8万円までの返済じゃないと厳しい人もいれば、毎月10万円の返済

が出来る人もいるでしょう。金融機関では、様々な人に対応するため、一律の

審査基準として、「返済負担率」を設けています。

 

返済負担率の上限は、金融機関ごとに異なりますが、一般的な上限は年収の

35%で、上限が高いところで年収の40%に設定している金融機関もあります。

また、年収によって上限を設けている金融機関もあります。フラット35では、年収

400万円以上は35%、400万円未満は30%の返済負担率を設定しています。

家の見学をしている家族のイラスト

次に、返済負担率を計算するための「審査金利」についてですが、審査金利も金融機関ごとに異なります。概ね、3%~4%の間で設定されていることが多いです。

一般の金融機関とは異なる審査金利を設定しているのは、フラット35で、返済金利の基になる基準金利が審査金利となります。現在、フラット35の審査金利は1.5%~2.0%位です。

審査金利の低い金融機関では、年収の何倍までといった融資基準を設けているところもあります。

 

住宅ローンの審査項目は多岐に渡りますので、単純計算出来るわけではありませんが、返済負担率の上限が高く、審査金利が低い金融機関では、住宅ローンを多く借りられる可能性があります。

電卓を見せるセールスマンのイラスト(男性)

お客様が住宅ローンを選ぶ際には、お客様の現在の状況・今後のライフサイクル・オートローンなどの既存借入との兼合い・住宅ローン自体への不明点不安点等、様々なことを吟味しなければなりません。

ポラスのローンコンシェルジュでは、お客様お一人お一人に合わせた住宅ローンの提案を行っておりますので、お気軽にご相談下さい。

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