金融機関が住宅ローンの審査をするにあたり、住宅ローンを借りたいお客様の
様々な情報を借入申込書類に記載して貰います。金融機関によって申込書の
フォーマットは様々ですが、以下に記載する項目を概ね審査項目としています。
・ローン借入時年齢及び完済時年齢 ・健康状態
・不動産担保評価 ・勤続年数 ・年収 ・雇用形態
・勤務先業種 ・勤務先の会社規模
・既存借入の債務状況と返済履歴
・所有資産 ・家族構成 ・国籍
・融資可能額 ・返済負担率
上記以外にもその他ありますが、主要な審査項目は上記となります。
例えば「ローン借入時年齢及び完済時年齢」についてですが、多くの金融機関で、
借入時年齢は、満20歳以上満70歳。完済時年齢は、満80歳未満としています。
この審査基準として、50歳の時に29年返済で借入した場合、79歳で完済となります
が、定年退職が65歳とすると、66歳以降はどの様に返済をしていくのか?退職金を
一部入れるのか、66歳以降も嘱託で働くのか、金融機関に具体的な返済計画の
提示を求められることがあります。
また「既存借入の債務状況と返済履歴」についてですが、
意外なところで、一度でも利用歴のあるクレジットカードを所有していると、実際に
借入を返済していたとしても、極度額をそのまま借入希望金融機関規定の返済負担率
に算入され、思わぬ減額結果などが示されることがあります。
さらには、1~2枚ではなく、3枚、4枚・・・と複数の利用実績のあるクレジット
カードを保有していると、さらに希望する住宅ローン借入額が減額される可能性も
あります。勿論、カードローンなども同様です。
カードを多数所持していると、自分が持っているどのカードを完済解約すれば、
返済負担率に算入されないのか、判別しづらくなってしまいます。
そうならない様に、手持ちのクレジットカードなどは、整理しておいて、自分が
どの会社のカードを何枚持っていて、現状の借入残高と毎月支払額がいくらなのか、
正確に把握しておくことが大事です。
ポラスのローンコンシェルジュは、年間約2,800件の住宅ローン申込取扱い実績の
経験の中から、様々な審査項目について対応し、お客様のニーズにお応えする様
ご相談を承っております。
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