ポラスグループ10年連続グッドデザイン賞受賞｜2005年グッドデザイン賞受賞作品｢P･座金｣｢ビームキャッチ/バイグリップ｣

　ポラスグループ過去のグッドデザイン賞受賞作品

　　2005年度グッドデザイン賞受賞　「P･座金」

土台への負担を軽減「P･座金」

P･座金

P･座金施工写真

■面積を増やしながら、自由な施工性。

住宅の強度が飛躍的に向上する反面、土台への負担が大きくなっていました。これを解決するのが「P・座金」。
金物の面積を増やして土台への負担を軽減しながら、従来と同等のスペースに使用可能。従来品より大きいにも関わらず、取り付け時の向きの自由度が高いので、施工性は向上しています。

■従来品の1.2倍の強度を実現。

強度に関わる面積が1.2倍とすることで、強度性能も1.2倍に。柱と接合する土台の強度をワンランク上げて設計することが可能になります。

■環境に配慮したデザイン。

屋外での使用を考慮し、耐候性の高い防錆処理を施した商品もラインナップ。防錆メッキには環境にやさしい無害なものを使用しています。また、複数使用時には、配置や向きによって花弁のモチーフを作ることも可能です。

審査員のコメント

使い易くてよい。また、制作過程において、余分が少なく、丸の座金よりも強度がすぐれている。隠れた部分のデザインの重要性を提言している製品である。

　　2005年度グッドデザイン賞受賞　「ビームキャッチ/バイグリップ」

「ビームキャッチ/バイグリップ」

ビームキャッチ/バイグリップ

ビームキャッチ/バイグリップ施工写真

■手間と危険が多かった従来の梁補強。

従来、梁を繋ぐ補強金物の取り付けには、金物を抑えながらの作業が不可欠。金物を抑えながらの作業は転落などの危険が伴い、金物を正確な位置に取り付けるのが難しい状況でした。その問題を解決し、ユニバーサルデザインの考えを持ち込み、取り付け時の手間と危険の問題を解消したのが「ビームキャッチ/バイグリップ」です。

■正確な位置に確実な取り付け。

あらかじめ開けておいた穴に「ビームキャッチ/バイグリップ」最大の特徴であるグリップリングをはめ込むことで、正確な施工位置に固定でき、両手で安全に取り付け作業ができるようになりました。また、ビスの数が減ったことにより、作業時間の短縮にも繋がりました。

■強度は従来品の3倍。

従来品に比べ、施工時に使用するビスの本数は半分以下。それにも関わらず、グリップリングを採用したことで強度は従来品の３倍を実現しました。施工後、グリップリングは隠れるので、外見は従来品とほぼ同じです。

審査員のコメント

取り付け作業の中で補強作業が簡単であることを可能にしている。集成材にとってはよい。