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小金牧

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今回はいきなり歌川広重の浮世絵です。「富士三十六景 下総 小金原」という絵です。

今回もまたポラスのエリアの一つである千葉県のお話です。

前回の野田線の話と半分かぶるエリアですが、千葉県のいわゆる東葛地域~北総地域、現在の野田市から八千代市あたりにかけての、古ーい話です。

すごくかいつまんだ話なので、諸説ある部分は全部すっ飛ばしてしまいますが、このあたりは古くから土が粘土質で、稲作・畑作に適しているとは言えない土壌だったそうです。それで自然発生的に馬が放牧されるエリアとなっていったらしいんです。

そして室町時代ぐらいになって武士が台頭してくると、関東の武士たちは、「あそこでは良い馬が獲れるらしい」ということになり、軍馬としての供給地になっていったそうです。江戸時代には、大きくは小金牧(こがねまき)という名称で、幕府が管理する馬の生産・管理を行う場所として整備されていったとのこと。

ところが明治維新で「武士」という職業がなくなっちゃったので、明治新政府は、「小金牧として使っていたエリアは、もう放牧場としては使わないから、開墾していいよ。開墾出来た人から言ってくれればその土地あげるよ。」というお触れを出したそうです。(くどいようですが、すごくかいつまんでいます。)

そして、実際にそのようなことが行われ、開墾した順に地名をつけて(当然今までは放牧場の中なので地名はなかった)、頑張った元武士が取得していったとのこと。初めて与えられた土地から十三番目までは、今でも町名としてその名が残っています。十三番目で終わってしまったはっきりとした理由はわかりませんでしたが、どれも現在も正式に使われている町名です。楽しいのは、ちゃんと順番が入っていること。今の街で考えるとあっちこっちに飛んでいるので、これらがこういうつながりがあった町名とは気づきませんよね。

一番目は初富(はつとみ・鎌ヶ谷市)、以下二番目以降。二和(ふたわ・船橋市)、三咲(みさき・船橋市)、豊四季(とよしき・柏市)、五香(ごこう・松戸市)、六実(むつみ・松戸市)、七栄(ななえ・富里市)、八街(やちまた・八街市)、九美上(くみあげ・香取市)、十倉(とくら・富里市)、十余一(とよいち・白井市)、十余二(とよふた・柏市)、十余三(とよみ・成田市と多古町)。

きちんと数字を入れつつ、新しい時代に向けての希望が込もった、ポジティブな漢字との組み合わせによるネーミング。明治政府のお役人ってセンスありましたね。

 

こんな本もちゃんとあります。

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今考えると信じられないほど広大だった小金牧は、今ではもちろん面影が残っていませんが、今でもところどころに遺構があります。「野間土手(のまどて)」などの名前のもので、馬が逃げないように人工的に作った土手です。けっこうさりげなく今の街中に溶け込んでいます。一般の方が実際に自分で歩いて撮影したサイトが多数ありますので、お好きな方はインターネットで検索してみてください。

 

さてさて、小金牧だったエリアの中心近くにあり、かつては日光街道の小金宿として栄え、今も「小金」とつく町名の多いのが松戸市。そんな松戸市ももちろんポラスの大事なエリア。注文住宅のモデルハウスもありますよ 笑顔  お時間のある時にぜひお立ち寄りください→コチラ

 

担当 “ままま” - 「野田から八千代まで放牧場…。その頃の風景を見てみたい。」

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